2017.12.11
- すり鉢のように窪んだ地形を実感できる場所から、荒木町の歴史におもいを馳せる
-
東京は、高低差の多い街である(?)
日本の地図を見ると、東京のある関東平野は広大であり、より広い範囲に市街地が広がりやすかったことがよくわかります。ただ、平野といってもどこまでも平らな地形をしているわけではなく、四方から東京湾に向かって川が作った谷がたくさん伸びています。このため水の供給がしやすく
2017.12.11
- 近世江戸時代、近代明治時代以降、そして昭和の歴史の痕跡を巡る散歩
-
江戸時代は荒木町全体が一人の大名の屋敷だった「車力門通り」はその時代からの名前
丸ノ内線四谷三丁目駅と津の守坂に挟まれた荒木町周辺は、この一帯すべてがかつては高須藩松平摂津守義行の屋敷があった場所です。
街全体がすり鉢のような地形をしており、周りを階段が囲んでいます。自動車で大通りへ続く道は限ら
2017.12.10
- 都心のど真ん中に奇跡的に残った「昭和」の風情と味を楽しむ
-
画一化した時代と流行の背を向け続ける街~荒木町
懐古趣味、というのはいつの時代にもあるものですが、今の日本はさしづめ空前の「昭和ブーム」といえる時代でしょう。
現在の日本の年号が「平成」。その前の、第二次大戦を挟む63年間が「昭和」です。
IT時代の幕開けとともに昭和は終わりましたが(年号はそ
2017.12.10
- 「路地裏の名店」はこの街のためにある言葉。荒木町へ出かけてみよう
-
「路地」は本来「道」の意味ではなかった
日本には「路地裏の名店」という言葉があります。「路地」はもともと「露地=覆いのない地面」という意味の言葉で、英語の「alley=庭園や公園にある小径」とほぼ同じ意味で使われていました。
ですが国土が狭い日本では、限られた土地を有効に使う慣習があり、古くは大
2015.09.02
- 日本における風景庭園の名作。クールな都会のオアシス『新宿御苑』
-
新宿の中の別世界へ行ってみよう!
昼も夜も人の絶えることのない日本屈指の繁華街、新宿。ここに明治時代の代表的近代西洋庭園である『新宿御苑』があります。新宿の雑踏を歩き回るのに疲れたら、歴史あるこの庭園でひと休みしませんか?
新宿のオアシス・新宿御苑の魅力と、散策帰りに立ち寄りたいステキなカフェをご