四ツ谷にある行列必須のたいやき屋「わかば」。たい焼きの東京御三家と呼ばれています

たいやきに「御三家」があることをご存知でしたか。その御三家と呼ばれるたい焼き屋では、ある共通点があります。それはたい焼きの作り方です。今回は「天然物」と呼ばれるたい焼きを作り上げる御三家の1つ、四谷にある「たいやき わかば」を実際に食べてみた感想も交えながら、ご紹介します。


毎日行列が当たり前、たいやき屋「わかば」

JR・地下鉄四谷駅から徒歩5分。新宿通り沿いに歩いていき、道を一本左に曲がると一気に人通りの少ない道に入ります。十数秒歩いていると、前方上のほうに「たいやき」という紺色の看板が見えてきました。

お店を見つけると同時にまず視界に入ってきたのは、なんと20人ほどの長い行列です。

晴れた土曜日、14時を回る前でした。とはいえ、たい焼きにここまでの長い行列ができているのを私は見たことがありません。私たちが一般的にイメージする「たい焼き屋さん」は近所のスーパーの前で屋台のようなスタイルで販売していたり、商店街にポツンとある、いつから営業しているかわからないけど長く地元の人から愛されているお店、といったところではないでしょうか。いずれにしても、20人もの行列ができる店は決して多くないはずです。そんな東京の中心、新宿区四谷にあるたい焼き屋、「たいやき わかば」の美味しさの秘密を確かめてきました!

1つ1つを丁寧に焼きあげた「天然物」のたい焼き

1953年創業のたいやき「わかば」は東京たい焼き御三家の1つと言われています。通の間で“天然物”と言われるたい焼きを作っており、1匹だけの型を使い、丁寧に1個1個焼いています。

対して、たこ焼きのように1枚の鉄板上で何枚も同時に焼いていくのが“養殖”と言われています。よく見るのは後者ですよね。
たい焼き御三家と呼ばれている人形町の「柳屋」、麻布十番の「浪花家総本店」では前者のスタイル、いわゆる“天然物”のたい焼きを作っています。

一度食べたらまた買いに行きたくなる、「わかば」のたい焼きの味

そんな行列を作るお店のたい焼きはさぞかし美味しいのだろうということで、午前10時を回る時間帯に、「わかば」にたい焼きを買いに行きました。9時オープンの「わかば」ですが、行列はまだ出来ていませんでした。ただ、窓枠越しにスタッフの方々が黙々と作業をしている姿が見えました。

自分の分と上司の分、合わせて2個を買います。白い袋に入ったたい焼きは温かく、お店を出てからすぐいただきました!

一口食べてみると、まずたっぷり入っている熱々の粒あんが口に広がります。甘さ控えめのおいしい粒あんです。それを包む皮は厚すぎず、薄すぎず。あんが絶妙な甘さのため、一口一口も全く重くありません。御三家であることを知らなくとも、1つとは言わず、もう1つ買った分も食べてしまいたいほどでした。

店内でも食べることもできますので、お時間があるときは、焼き上がるたい焼きの香りを楽しみながら、お店で食べるのもおすすめです。

わかばの近くには「君の名は」で有名な「須賀神社」やお寺がたくさんあります。たい焼きを片手にぶらぶら寺町さんぽをするのもおすすめです。
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他の御三家と呼ばれるたい焼き屋も、四谷から電車で25分とかからず行ける距離にあります。天然物のたい焼きを食す「たい焼き御三家巡り」をしてみるのも楽しいかもしれません。ぜひ味の違いを食べ比べてみてください。

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Tadaima Japan Editorial Team