【CONTENTS】
一日乗車券で東京周遊に挑戦しよう!
予備知識その1.鉄道会社を判別しよう
予備知識その2.地下鉄路線と駅の見分け方
1.東京メトロで行くおすすめプラン
2.都営交通で行くおすすめプラン
東京メトロと都営地下鉄の両方に乗れるチケットもあります
3.JRで行くおすすめプラン
今や全国に普及をしつつある交通系ICカード(SuicaやPasmoなど)。世界でも早い段階で導入されたのが東京でした。複雑極まる公共交通機関網(東京都内だけで15以上の電鉄会社が料金体系の異なる電車を走らせています)の料金清算を容易にした画期的なカードです。東京都区内をスムーズに移動するのであれば、ICカードほど便利なツールはありません。
一日乗車券で東京周遊に挑戦しよう!
交通系ICカードは便利なのですが、東京を“お得”に旅するなら、各電鉄会社が販売する1日乗車券(もしくは24時間券)を利用してみてはどうでしょうか。こちらの記事では東京都区内を走るメインの電鉄会社、東京メトロ、都営交通そしてJR東日本の一日乗車券(もしくは24時間券)とそれぞれの乗車券を活用した東京めぐりをご提案します。そのお得さはいかほどのものかというと、プラン2であれば都営交通のみをICカードで乗降車した場合と比べて、少なくとも624円はお得に周れます。
*注意*どこか一か所を半日くらいかけてじっくり観たい、という方には1日乗車券プランはお得ではないかもしれません。料金計算はご自身でもしてみてくださいね。
予備知識その1.鉄道会社を判別しよう
JR(日本旅客鉄道)はみなさんおなじみかと思いますが、東京観光において判別必須なのが東京メトロと都営交通の地下鉄を走らせる2社です。


東京の地下鉄網では東京メトロと都営交通の主に2社が電車を走らせます。そしていくつか同じ場所で同じ駅名を使用しています(改札と乗り場は異なります)。そのため、路線を乗り継ぐ際に東京メトロから都営交通に気づかず乗り換えていることも少なくありません。
それでも気を付けて駅の表示を確認してから改札を通れば、どちらの路線なのかはわかるようになっています。誤って切符を通してしまっても、駅員さんに手持ちの1日乗車券だけで目的地にいくようにしたい、と説明すれば正しい駅や改札を案内してもらえるはずです。
予備知識その2.地下鉄路線と駅の見分け方
東京の地下鉄は東京メトロと都営交通で合わせて13路線走っています。こうなるとそれぞれの路線を見分けるのは大変なのでは!と思うかもしれません。そこで、路線を表す色、アルファベットと番号(その路線上の何番目の駅になるのか)でどの路線の何番目の駅にいるのかがわかるように工夫がなされています。それぞれの駅は名前が一緒でもこのアルファベットと番号によって別々の駅と判別できます。
本記事では【青】を出発駅、【赤】を到着駅として表示しているので、事前に東京地下鉄マップwww.tokyometro.jp/stationでシュミレーションしてみるといいかもしれません。
それでは、東京ツアープランをお得な一日乗車券と一緒にご紹介しますね。
*注意*東京メトロは24時間の乗り放題チケット(乗車時刻から翌日の同時刻まで有効)、都営交通とJRは一日乗車券(当日限り有効)となります、有効期限をよくよく確認してくださいね。
1.東京メトロで行くおすすめプラン
東京メトロ⇒東京メトロ24時間券 【大人: 600 yen】
www.tokyometro.jp/ticket/value/1day/index.html
*駅名は青色で表示されます、クリックすると内外部周辺情報サイトへジャンプします
【スタート】上野:国内屈指の文化施設が集う上野恩賜公園【H17】

⇒【H13】人形町:甘酒横丁には伝統工芸のお店や昔ながらの食事処が集まる【H13】
⇒【H10】築地:日本各地から魚介類の集まる築地市場【H10】
⇒【H08】銀座:日本で最も地価が高いとされる高級ショッピング街【H8】
⇒【H12】茅場町駅にて乗り換え【T11】
⇒【T05】神楽坂:花柳界の面影を残す風情ある街並み【T05】

⇒【T07】九段下:靖国神社や桜の名所千鳥ヶ淵をのぞむ日本武道館【Z06】
⇒【Z01】渋谷: 若者の街で流行の発信地のひとつ、夜に遊べるスポットも【おわり】

2.都営交通で行くおすすめプラン
都営交通⇒都営まるごと切符【大人: 700 yen】
www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/fare/otoku_metro.html
*駅名は青色で表示されます、クリックすると内外部周辺情報サイトへジャンプします
【スタート】押上: 東京スカイツリーと江戸の情緒を残す下町【A20】
⇒【A18】浅草:昔から東京観光には欠かせない浅草寺と仲見世【A18】
⇒【A17】蔵前駅(地上乗り換え)【E11】
⇒【E12】両国:大相撲の開催で有名な両国国技館や江戸東京博物館【E12】
*都バス利用区間⇒【E15】門前仲町(都営バスに乗り換え)【海01】
*都バス利用区間⇒【海01】お台場【海01】
*都バス利用区間⇒【海01】門前仲町【E15】
⇒【E16】月島:50以上のもんじゃ焼きレストランが立ち並ぶ【E16】
⇒【E20】大門:東京タワーと増上寺【E20】
⇒【E23】六本木: グルメなレストランやナイトクラブならココ【おわり】
都営地下鉄だけに乗りたいという方には、都営地下鉄ワンデーパスもおすすめです。(上記プランの都バス区間には行けません)【大人: 500 yen *期間限定、期間中土日祝のみ販売】www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/fare/otoku_subway_oneday.html
東京メトロと都営地下鉄の両方に乗れるチケットもあります
東京メトロと都営地下鉄一日乗車券【大人1000円】もしくは条件付き旅行者向けTokyo Subway 24 hour-ticket【大人800円】なら、両方の路線を行き来することができます。より快適に移動をしたいあればこちらもおすすめです。ただしTokyo Subway 24 hour-ticketはお得ではありますが、鉄道窓口では購入できません。購入条件はこちらのサイトを旅行前にしっかり確認してくださいね。
3.JRで行くおすすめプラン
JR⇒東京都区内パス【大人: 750】www.jreast.co.jp/tickets
*駅名は青色で表示されます、クリックすると内外部周辺情報サイトへジャンプします
【スタート】神田: 神田明神と古書店の並ぶ神田神保町

⇒東京: 東京駅丸の内エリアと皇居

⇒葛西臨海公園: マグロの群泳が見られる葛西臨海水族館と大観覧車

⇒原宿 : 明治神宮と原宿表参道のショッピングストリート

⇒秋葉原:電化製品とオタクの街【おわり】
この記事で紹介したのはあくまでもおすすめプラン。路線図を眺めて一日乗車券で行ける範囲を確認すれば、オプションで他の場所へ立ち寄ることももちろん可能ですよ。
あなただけの東京一日観光をデザインしてみてくださいね。