夏のたった10日間だけ、毎晩約2万本のろうそくの花が咲きます。
燈花とは、ろうそくの芯が燃えた後にできる花のような形の固まりの事をいいます。燈花ができると縁起が良いといわれ、燈花会では、たくさんの人に幸せが訪れることを願って、たくさんのろうそくに灯りが灯されます。
いつもの風景が、全く違う場所のように、ろうそくの灯とともに浮かびあがります。奈良の観光は圧倒的に日中が多いと思いますが、燈花会の期間は夕方〜夜に訪れるのがおすすめです。
期間中は、「一客一燈」といって、500円を払えば自分の灯りを灯すこともできます。燈花ができることをお願いしながら、そっと灯をともしてみてください。
燈花会は、花火など華やかに盛り上がる夏の夜とは違う、幻想的で神秘的な夜が古都で楽しめますよ!