【CONTENTS】
古くからの手作業による餅つきのお店
職人たちの息の合ったコンビネーション!驚きの高速餅つき
おいしさの秘密は高速で餅を打つ製法にあり!
看板商品・よもぎ餅。よもぎ餅の緑色はどこから来ているの?
看板商品よもぎ餅は、食べ歩きにももってこい!
古くからの手作業による餅つきのお店
丸くてふっくらとした形のお餅。お餅はどうやって作られるか知っていますか?
お餅は蒸した餅米を臼に入れ、杵で何度も打って作ります。
これを餅つきといい、お正月や節句、祝い事などおめでたい行事で行なわれてきました。現代の主流は、機械を使った餅つきですが、中谷堂では、日本での古くからの風習である手作業での餅つきを行っており、その作業を間近で見ることができます。
職人たちの息の合ったコンビネーション!驚きの高速餅つき
中谷堂の餅つきの見所はなんといってもそのスピード!なんと1秒間に3回もついているともいわれる高速餅つきなんです。餅つきは、お餅を杵で打つ「つき手」と、お餅を同じ所ばかり打たないように、手で餅をひっくり返す「返し手」との共同作業で行なわれます。なんとも、息のあった神業です!
おいしさの秘密は高速で餅を打つ製法にあり!
中谷堂のお餅の美味しさの秘密は、高速餅つきにあります。
餅つきは、古来、お正月のように寒い時期に行われるものです。しかし、冷めてしまったお餅をついてもおいしいお餅を作ることはできません。お餅が熱いうちに一気に餅をついて仕上げることで、やわらかい粘りと適度にこしのあるお餅が出来上がるそうです。
高速餅つきは、単なるパフォーマンスではなく、美味しいお餅をつくる基本的なこつなんですね。
看板商品・よもぎ餅。よもぎ餅の緑色はどこから来ているの?
ついているお餅の色を見ると分かると思いますが、よもぎ餅は草色をしています。中谷堂では、つきたての美味しいよもぎ餅を販売しています。

よもぎは、日本各地に自生している多年草です。独自の香りがあり、日本では古来から毒気や邪気を払う力があると信じられ、おひたしやよもぎ餅などにして食べられてきました。

このよもぎ餅、外側にきな粉がまぶしてあり、実際に食べてみるとやわらかく伸びて、口いっぱいに広がるよもぎの風味と、甘過ぎない粒餡のコンビネーションが美味しいと評判なんです。
看板商品よもぎ餅は、食べ歩きにももってこい!
中谷堂の看板商品であるよもぎ餅は、1個130円。8個以上買うとお買い得になります(8個1,000円)。店頭で紙に包んで渡してくれるので、食べ歩きにももってこいですね。※2016年8月現在
他にはおせんべいなども販売しています。
餅つきの時間は売れ具合によって行なっているため不定期ですが、来客の多い午後に行なうことが多いようです。餅つきをしている時は、人だかりができるので分かりやすいと思います。
お店は、道路に面していて、とても立寄やすい雰囲気です。奈良を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
Map
〒630-8217奈良県奈良市橋本町29