夕陽百選のひとつに選ばれる夕陽とは?
出雲大社でお参りしてきたし、島根県満喫したー!...っと思っていませんか?
松江市の宍道湖に落ちる夕日を見ずに、島根県を堪能したとは言わせません!
可愛い黄色のローカル線・一畑電鉄にゆられて、松江市まで足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
未だに知名度の比較的低い宍道湖では、長い湖岸で静かに沈む夕日をみることができます。天候が荒れることも少なく、燃えるような夕日が毎日のように眺められる...ロマンチックの一言に尽きます。
しかも高層ビルが少ないので、空が広いのなんの。カモメ、シロサギ、トンビ等がいつも行き交っています。運が良ければ、『青い宝石』とよばれるカワセミが見られることも!
上の写真は、湖岸から約200メートル離れたところにぷかりと浮かぶ嫁ヶ島です。
夕陽が嫁ヶ島の松と重なった瞬間には、シャッターチャンス!陽光が枝の間から洩れて、宍道湖の波にきらきらと反射するんですよ。夕日百選の一つに選ばれる訳ですね。
島根県立美術館の庭から夕陽の大パノラマを
私が一番おすすめする夕陽スポットは、島根県立美術館のお庭。広々とした美術館の庭は、24時間365日、いつでも誰でも入ることができます。美術館のロビーには毎日の日没時間が表示され、閉館時間は日没後30分です。

お庭には因幡の白うさぎがぴょんぴょん跳ねている銅像が。ちなみに前から二番目のうさぎに触れると、幸運が訪れるそう...!
島根県立美術館は常時、洋画、日本画に限らず様々な有名展が開催されています。年間カレンダーはこちら から。
美術館で日没まで時間を過ごしてから、お庭からゆっくり夕日を楽しんでみてはいかがでしょうか。
この松江市の見どころは夕日だけではなく、茶道と和菓子の伝統が深く根付いており、松江藩の藩主によってお茶の文化が庶民にも広げられました。
その話は、また今度!