

築120年の地元の名家をゲストハウスに
かつて庄屋だった邸宅を活用した「佃屋」さん。元のお宅は名家として地元でも有名で、なかなか中に入ることはできなかったそう。かなり立派な建物の梁があるので、納得です。現在はキッチンなどの水周り以外は当時のまま使われています。


「佃屋」さんは”島の暮らしやアクティビティなどを「体験」してもらうことを目的とした、新しいスタイルのゲストハウス”というコンセプトがあり、我々COMINCA TIMESメンバーが将来目指すサービスの形『現地の日常体験サービス』を既に体現されているのでとても共感しました。
家主の宮本さんは、Iターン移住
家主の宮本さんは、この島の出身ではなくあるきっかけで訪れたこの島に魅了され島民になられたとのこと。地元ではない場所への移住を決めるのはとてもハードルが高そうですが、それを可能にしたのは、滞在中に島民の方々と”繋がってしまったこと”だと仰っていました。島では当たり前だったことが、外から来た宮本さんには驚きの連続。都会で生活していたころには忘れていた感情が、この島への移住を可能にしました。

そんな人とのつながりを大事にされているからか、「佃屋」さんのサイトには島と古民家を中心にそこで触れ合う人々の姿がたくさん紹介されています。




“現地の日常”が体験できるプラン
「古民家宿泊体験」に加え、「魚さばき」や「海藻汁つくり」「水揚げ見学」など、まさに現地の日常を体験できるプランが用意されています。現地だと”日常”だと思えることも、その土地に初めて来た人からすれば”非日常”に感じる体験は本当に貴重ですね。


今回初めて連絡を取らせていただいた「佃屋」さん。想いや提供されているサービスに共感するポイントが多くてとても印象的でした。みなさんも「古民家宿泊と現地の日常をセット」で体験できる「佃屋」さんに足を運んでみてはいかがでしょうか?
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島根県隠岐郡隠岐の島町中村152-1
【writer Takayuki Minakuchi from COMINCA TIMES】
この記事は、日本全国の古民家を活用した取り組みを紹介するサイト、【COMINCA TIMES】
の記事を使わせていただいています。