四季折々の自然が迎える参道
参道の正面にある朱塗の大鳥居をくぐると玉砂利が敷かれた参道が続きます。春は桜、夏は深緑、秋は紅葉が彩る参道。本殿へ向かうこの参道を歩くと自然と心が落ち着き、一歩一歩清々しい気持ちになります。

一対の狛犬が出迎える総門を抜けると朱色鮮やかな楼門に到着します。本殿と共に1700年に建てられた楼門。上下のバランスの良く均整のとれた姿は、香取神宮のシンボルとも言えます。楼門をくぐると朱色の楼門と対照的な拝殿が正面に現れます。巨木たちに囲まれ、堂々と落ち着いた佇まいは、厳かな風格を感じます。
パワースポットをめぐって 運気をあげよう
鳥居をくぐり、一歩足を踏み入れただけでパワーを感じる香取神宮ですが、敷地内にはさらに運気をあげると言われているスポットがあります。
『御神木』
神札授与所前には境内の老木の中で一際目を惹く大きな杉の木があります。樹齢1000年を超えるといわれている『御神木』です。周囲約10mの姿は、迫力があり長い歴史を感じさせます。

源頼義公が参拝した際、「天下太平、社頭繁栄、子孫長久」の3つの願いが成就したら、
この杉は自ら3つに別れると祈願したところ、一株の杉が三岐に別れたとのこと。

『要石』
この地方は古くから地震が多く、その理由を地中に住みついている大ナマズのせいとしてきました。そこで、香取神宮と鹿島神宮から地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通したといわれています。それが『要石』です。よって鹿島神宮は凸形、鹿島神宮は凹形になっています。

「香取の森」と呼ばれる境内 包込まれたような安心感
12万3000㎡もの広大な敷地の香取神宮。桜、深緑、紅葉など四季を通して景観美を楽しめます。また、一歩足を踏み入れると長い歴史と豊かな自然に抱かれ、守られた気分になります。安心感を求め、是非訪れてください。
Map
千葉県香取市香取1697