小さな湿原の紅葉を楽しもう
群馬県赤城山の標高1,360mにある、小さな湿原「覚満淵」。ここの紅葉が間もなく見ごろを迎えます。
覚満淵は、周囲が1kmもない湿原ですが、周囲をぐるっと遊歩道が整備されているので、30分ほどのゆったりとしたハイキングが楽しめると人気があります。
今の季節は、ちょうど紅葉の時期。標高が高いですので、10月の中旬には見ごろとなります。
日本で有名な湿原と言えば「尾瀬」がありますが、覚満淵は尾瀬よりも小さな湿原という意味で「小尾瀬」と呼ばれたりもします。
草の黄色いグラデーションが美しい
紅葉などの赤くなる木々は、ここでは見られません。覚満淵の紅葉の美しさはなんといってもこの「黄色」です。まるで黄金色のじゅうたんを敷いたかのような美しい黄色の「草紅葉」が見る者の心を奪います。

少し遊歩道を歩いてみましょう。
途中にベンチなども設置されているので、少し疲れたときには座って、景色を楽しむのもいいかもしれないですよね。
この日は少し曇りがちでしたが、低く垂れこめた雲が幻想的な雰囲気を作り出していました。真っ赤なもみじの紅葉も素敵ですが、こういった落ち着いた雰囲気の場所で、秋を感じるのもまた、いいですよね。
Map
群馬県前橋市富士見町赤城山 覚満淵