200年前の江戸時代、庶民の娯楽として絶大なる人気を誇った歌舞伎。歌舞伎が人々に支持された理由は、町人の間で話題となった出来事や事件をエンターテインメントとして大胆に脚色したことや、これらを演じた役者の魅力にありました。
地方の人たちは、この歌舞伎に憧れ、東京や大阪から公演に来るプロの役者(旅役者)に、芝居を習い、やがて自分たちで芝居小屋や神社の祭礼時に演じ、楽しむようになりました。土地の素人が演じる地芝居をこの地方の人々は地歌舞伎と呼び、江戸時代から伝えられてきた物語や振付、衣裳を大切に受け継いでいます。
現在、全国最多の29の保存団体が活動する岐阜県は、地歌舞伎が日本一盛んで、各地に残る古い芝居小屋などで、今も、江戸時代さながらに歌舞伎が演じられています。
おすすめ公演会
1.地歌舞伎をしっかり楽しむ、定期公演スペシャルプログラムに参加しよう!
英語通訳を交えた地歌舞伎の基礎知識や楽しみ方の解説、芝居鑑賞、記念撮影等と、地歌舞伎鑑賞ガイドブック(日英表記)やお弁当をセットにしたプログラム。
※参加料:各公演1,500円
日程 |
● 10 月 18 日(日)10:00~13:00予定 蛭川歌舞伎公演 蛭子座 (中津川市蛭川 2198-1) ●12 月 13 日(日)10:00~13:00予定 東濃歌舞伎大会 東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホール (中津川市茄子川 1683-797) ●3 月 6 日(日)10:00~13:00予定 東濃歌舞伎中津川保存会 吉例歌舞伎大会 東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホール (中津川市茄子川 1683-797) ●3 月 27 日(日)10:00~13:00予定 常盤座歌舞伎公演 常盤座 (中津川市高山 1025-4) |
詳細 |
・定 員:各公演 15 名程度 ・申込先:岐阜地歌舞伎ツーリズムインフォメーション 電話またはホームページにてお申込みください。 ・電話 0584-71-6133 ・ホームページ http://jikabuki.net |
2.気軽に楽しむ、特別公演に参加しよう!
英語通訳付き地歌舞伎プチ講座、芝居鑑賞、記念撮影など、約1時間のスペシャルプログラムです。
※参加料:無料
日程 |
●10月11日(日) 11:00〜、13:00〜 ●10月17日(土) 19:00〜 ●11月7日(土) 19:00〜 ●11月8日(日) 19:00〜 ●11月21日(土) 19:00〜 ●11月23日(月・祝) 11:00〜、13:00〜 ●11月28日(土) 19:00〜 ●3月26日(土) 19:00〜 |
詳細 |
・会場:馬籠集会所(中津川市馬籠4300-1[馬籠観光案内所隣]) ・アクセス: 電車:JR中津川駅から北恵那交通バス馬籠線「馬籠」下車 車:中央自動車道 中津川インターより約20分 |
日本の文化が凝縮されたお芝居
多彩な色柄の着物や鬘かつらなどの衣装、三味線や謡うたいといった音楽、木と紙と布で工夫を凝らした舞台美術など、歌舞伎には日本の文化が凝縮されています。
芝居小屋も年期が入っており、まるで時代劇のセットのようです。
日本の文化が凝縮されたお芝居
多彩な色柄の着物や鬘かつらなどの衣装、三味線や謡うたいといった音楽、木と紙と布で工夫を凝らした舞台美術など、歌舞伎には日本の文化が凝縮されています。
芝居小屋も年期が入っており、まるで時代劇のセットのようです。