商店街に展示されている、大きな杓子?どうしてここにあるの?
表参道商店街を歩くと、あちこちのお店で杓子が売られているのに気がつくと思います。商店街の途中に、世界一大きい大杓子が展示されています。長さ7.7メートル、最大幅が2.7メートル、重さがなんと2.5トンあります。日本ではご飯をよそうときに、杓文字を使います。この家庭用の杓文字が約21センチほどだということを考えると、その大きさがわかると思います。宮島は実は、杓子の発祥地なんです!1800年頃、神泉寺、誓真というお坊さんが、ある夜、弁財天という神様の夢をみました。弁財天のもっていた琵琶の形から、山の神木から杓子をつくることを考えて島の人たちに教えたのが、はじまりとされています。また、宮島の神木でつくられた杓子でご飯をいただくと、ご神徳をたまわり、福運をまねくともいわれています。この大杓子は、杓子発祥地のシンボルとして1983年に制作され、1996 年に嚴島神社が世界遺産に登録されたのを記念してこの場所に展示されるようになりました。
宮島にいったら、ぜひ挑戦してみよう!オリジナルのしゃもじ絵はがき
宮島では、この杓子ではがきがつくれるんです!大杓子の近くにあるみやじま・はつかいち体験観光では、しゃもじ絵手紙体験ができます。
あらかじめ用意された、しゃもじの絵はがきに旅の記念のイラストがかかれたスタンプをおして絵はがきを作ります。杓子は4種類の中かから選びます。杓子に用意されているペンでメッセージや絵を書いていくのですが、絵が苦手な人でも大丈夫!かわいいスタンプが用意されていますので、それを利用しましょう。スタンプは5つあって、5つを1番から5番まで順番に押していくと一つの絵柄が完成するようになっています。1番目だと何の絵が完成するのか分からないのですが、3番目くらいから徐々に絵が見えてきます。5つのスタンプがずれないように慎重に押していくのがコツです。ぜひ挑戦してみてください、意外と楽しいですよ!
スタンプで、絵をかけたら今度は、メッセージを書きましょう。普通のはがきと同じように、旅の思い出をかいてお友達や家族にお便りを出すのはどうですか? 宮島郵便局では、杓子に切手を貼って、そのままを絵はがきのように送ることができます。宮島での旅行の思い出を書いて、消印を押してもらえば、OK! 旅の思い出と共に、杓子はがきで相手をびっくりさせるのも、縁起ものの杓子はがきを大切な人に送るのもいいですね。はがきは、ポストカードのように、お家に持ち帰って部屋に飾ることもできますよ。
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広島県廿日市市宮島町北之町浜589−2