『二本松提灯祭り』は毎年10月4日から6日に福島県二本松市で開催されます
福島県二本松市の『二本松の提灯祭り』は、二本松神社の例大祭として約360年前に始まったと言われます。毎年10月4日から6日に執り行われます。7つの町から7台の太鼓台が繰り出し、1台に約300個の提灯を点灯させ町内を練り歩きます。
10月4日の宵祭りでは合計約3000もの提灯が点灯し市内を練り歩きます
中でも見どころは、4日の宵祭りです。各町内の太鼓台が一堂に繰り出し、二本松神社のかがり火が紅提灯に移されます。合計約3000もの提灯が点灯した7つの太鼓台は、かけ声やお囃子とともに、市内を勇壮に練り歩きます。その姿はまさに圧巻。夜空を焦がす赤い提灯の光を見ていると、二本松の人々の気持ちが一体となって赤々と燃えている気がしてきます。
勇ましく美しいお揃いの浴衣や祭囃子も見どころです!
二本松の提灯祭りでは、ぜひ各町の衣装と祭囃子にも注目してください。衣装は、各町ごとに異なる、お揃いの木綿の浴衣と首からかけた手ぬぐい。お揃いの浴衣を羽織る姿は勇ましく、かつ大変美しく見えます。
また祭りを盛り上げる祭囃子は、楽譜があるわけではなく、300余年ものあいだ親から子へ、子から孫へ、口伝てで伝えられてきたものだそうです。各町内での囃子の音色が微妙にちがうとのことなので、ぜひ祭囃子にも耳を傾けてください。
Tadaima Japanが2013年に撮影・編集した動画もぜひご覧ください。
■開催日時
毎年10月4日~10月6日
4日宵祭り、5日本祭り、6日後祭り
Map
福島県二本松市本町1-61