

貴重書の宝庫 『神田神保町』古書店街
みなさんは、本はお好きですか?私は古本屋めぐりをするのが大好きです。そんな私が、とっておきの古本屋街をご紹介します。
それは東京の神田神保町。約170軒もの古本屋が立ち並ぶ、世界一の古本屋街と言われています。そのどこも店の本棚も、収まりきらないほどの古書を抱えています。
中には、絶版になった貴重書や、日本文学・外国文学、歴史に美術に大衆雑誌等それぞれのお店ごとに扱う専門書のジャンルが違うなど、古書店はそれぞれ得意分野を持っています。
私が見かけたもののなかでは、浮世絵を扱う古書店がありました。明治時代(1868年~1912年)の浮世絵が7万円から30万円ほどの値段で販売されています。
また、東京がまだ江戸と呼ばれていた頃の古い地図もあります。店内にある浮世絵も古地図も100年以上前に作られたものとはとても思えないほど色彩豊かな一品ばかりです。
神田名物 「いもや」の天ぷら
古本屋めぐりをしていたら、すっかりおなかが空いてしまいました。そんな時におすすめなのが、天ぷらの名店「いもや」。老舗の飲食店です。
いもやの店舗は神田に二つありますが、どちらもメニューはたった二つ。「天丼」か「天ぷら定食」です。いずれも、海老天1本入りと、海老天2本入りが選べます。
こんなシンプルなメニューですので、もし日本語がわからなくても、「tenpura」と一言伝えれば、注文完了!
また、実は天ぷらは、ちょっと敷居の高い日本食でもあるのですが、いもやの天ぷら定食はなんと700円。とてもリーズナブルのため、学生や若い男性にとても人気があります。
味は私が保証します!天ぷらの種類はエビ、キス、大葉、カボチャの4種類です。
神田を一層楽しむ街の情報館 「本と街の案内所」
神田の街には他にも古書店や美味しい飲食店がまだまだ沢山あります。そんな観光に必要な情報を提供しているのが、赤い店構えが目印の「本と街の案内所」です。ここには、神田のタウン誌や古書を調べるためのネット環境がそろい、街に詳しいコンシェルジュの方が常駐しているため、おススメの観光スポットを教えてくれます。どこに行こうか迷ったら、是非御利用下さい。
百聞は一見に如かず!掘り出し物の古本や下町グルメが眠っているかもしれませんので、1日かけてゆっくりと街を見て回るのも楽しいかもしれないですね。
Map
東京都千代田区神田神保町2-16