町内の交流イベントとして楽しまれている「盆踊り」
日本は夏真っ盛り。今はちょうど「お盆」の時期にあたり、多くの人が夏休みを取って故郷に帰省するなどしています。
この時期、日本全国で見られるのが「盆踊り」。もともとは、この時期に家に帰ってきたご先祖様の霊を慰めるため、踊りを踊ったことから始まりました。
今では、その意味合いも薄れ、小さな夏祭りを兼ねた町内の夏祭りとして開催しているところも多くあります。
私も小さいころは、浴衣を着て近所の盆踊りに連れて行ってもらいました。屋台でかき氷や綿あめを買ってもらった記憶があります。
「盆踊り」は、だれでも参加できます
踊りの曲は、伝統的なものからアニメのキャラクターが歌うものまで、実に様々!私が子供のころは、「ドラえもん音頭」が流行っていました。
曲によって振り付けは決まっています。広場の真ん中に建てられた櫓の周りをまわって、踊るのですが、誰でも参加が可能。
踊り方がわからなくても、前の人のを見ながら見よう見まねで参加することができますよ!
日本で最も大きな盆踊り
「日本三大盆踊り」という有名なお祭りがあります。それぞれ大変美しいお祭りですので、機会があれば、ぜひ見に行ってみてください。
○西馬音内盆踊り
指先まで美しく使う手踊りの華麗さと野生的なお囃子の対比が、優雅で幻想的な雰囲気をつくりだす盆踊りです。秋田県雄勝郡羽後町西馬音内にて、毎年8月16日から18日まで西馬音内本町通りを300メートルほど使用して開催されます。
詳細はこちら⇒ 西馬音内盆踊り
○郡上八幡盆踊り
郡上おどりは、夏に2ケ月間にわたり約30夜開催されます。特に、8月13日から16日までの4日間は翌朝まで踊り明かす徹夜おどりが開催され大変賑わいます。踊っている人と見ている人の距離が近く、だれでも気軽に参加できる盆踊りです。10種類の盆踊りがあります。
詳細はこちら⇒ 郡上八幡盆踊り
○阿波踊り
徳島県を発祥とする盆踊りです。近年は全国の各所で阿波踊り大会が行われていますが、なかでも徳島市阿波おどりは国内最大規模で最も有名です。8月12日~15日に開催されます。阿波踊りには、男踊りと女踊りがあり、男踊りは勇壮に、時に滑稽に踊り、女踊りは美しく上品に踊ります。
詳細はこちら⇒ 阿波踊り
盆踊り大会は全国各地でおこなわれますので、8月中旬に日本を旅する機会があれば、ぜひ盆踊り大会に参加してみてください。地元の人たちと一緒に踊るのはとても楽しい経験になるはずです。
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だれでも気軽に参加できる、東京の盆踊り情報