琉球(沖縄)という世界をつくった神様が住んだ島
こんにちは。TadaimaJapanのGuriです。
前回のつづきで沖縄の浜比嘉島(はまひがじま)のお話です。
浜比嘉島は、昔々、琉球(昔の沖縄の呼び名)という世界をつくった神様が住んでいた場所とされ、様々な伝説が残っています。
沖縄本島では、ふたりのうち、女の神様をアマミキヨといい、男の神様をシネリキヨと言ったそうです。浜比嘉島ではそれぞれをアマミチュー、シルミチューと呼び、敬ってきました。島の中にはお墓や霊場もあります。
中でも、浜比嘉島の南側には「シルミチュー」と呼ばれる、アマミチューとシルミチューが住んでいたといわれる大きな洞穴があり霊場として守られています。ふたりがここで最初の子どもを授かったと伝えられ、そのため子宝祈願に訪れる人が今も多い場所だそうです。
子宝祈願に行ってきました!
僕が初めてこの島に僕が訪れたのも、ホテル浜比嘉島リゾートに泊まることと、このシルミチューに子宝祈願をするためという大きなふたつの目的があったからでした。
写真をみてわかるように、シルミチューに行ったのは朝でした。
浜比嘉島リゾートを出て、小さな集落の中を歩いていると「あんた、いい顔してるなぁ! 北海道から来たのか!」と島の住民(おじー)に言われてびっくりしました。
ちなみにその当時、僕は北海道には行ったこともありませんでした。
なんであんな風に言われたのだろう。不思議ですね。
シルミチューまではホテルからは20分くらいかかったと思いますが、道中は、ゆっくりと流れる浜比嘉島の時間の中を漂っているみたいで、自然の中を歩いたり、集落の中を歩いたり、気分よく散歩しました。
後日、シルミチューにお礼参りもしてきました!
シルミチューの下には鳥居があって、そこから100数段の石段をのぼります。
海からの風がサワサワと南国の木々の葉を揺らし、大変気持ちが良いです。
シルミチューの洞穴の前には鉄柵があり、我々は外から柵越しに参拝しました。
どうやらひどいイタズラをされたとかで、最近はいつも鉄柵の鍵をしめているそうです。公民館で鍵を借りれば、自分で鍵を開けて、中に入ってお参りもできるそうなので希望する方は問い合わせてみてください。
ちなみにその後、参拝のご利益があったのか、めでたく息子を授かることができました。もちろんその後、「お礼参り」という理由をつけて、僕の大好きな島、浜比嘉島に再訪したことは言うまでもありません。
Map
〒904-2316 沖縄県うるま市勝連比嘉1606−33 シルミチュー