- 日本を紹介するフランスのTV番組、toco toco tvをご紹介
- 伝統的な建物が中に立ち並ぶ三溪園。
- 今回三溪園を紹介してくれたのは茶道家の松村宗亮さん。お茶のおもてなしをしてくださいました。
- 日本の伝統を「守り」、「壊す」、「離れる」という気持ちが込められた松村さんの茶室「Shuhally」
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日本を紹介するフランスのTV番組、toco toco tvをご紹介
toco toco tvは、毎回日本人のゲストが日本のお気に入りの場所を紹介する、フランスのTV番組です。TadaimaJapanでは、toco toco tvさんの番組をご紹介していきます。
今日は、神奈川県横浜にある『三溪園』をご紹介!
伝統的な建物が中に立ち並ぶ三溪園。
三溪園は100年前に原三溪によってつくられた人口の庭です。原三溪は生糸貿易で財をなした実業家で、趣味で古美術品を集めるのみならず、京都など別の土地にある古建築をも購入しここ三溪園に移築しました。庭園が初めて公開されたのは1906年。それ以来移築を繰り返しながら現在の庭園ができました。
今回三溪園を紹介してくれたのは茶道家の松村宗亮さん。お茶のおもてなしをしてくださいました。
重要文化財にも指定されている建築物「月華殿」は1603年に初代徳川家康により京都伏見城内に建てられたものと言われています。およそ350年前の建物です。ここ三溪園にはそんな古建築が数多く保存されているのです。次に向かったのは織田信長の弟、織田有楽がつくった茶室「春草廬」です。お茶室は非日常を体験するための別の世界。入り口がとっても小さいのですがここから入ります。ここで松村さんがお茶をおもてなししてくださいました。使っている道具はなんと400年前のもの。時代を超えて使われているこれらのデザインは今見てもどこか新しく感じます。
日本の伝統を「守り」、「壊す」、「離れる」という気持ちが込められた松村さんの茶室「Shuhally」
次に松村さんはご自身の茶室「Shuhally」を案内してくれました。日本の伝統を守り、時には壊し自分なりの新しいものを作る。それができたら、そこからも離れてまた原点に戻るのだという哲学のもと、Shuhally(守破離)と名づけられたそうです。松村さんがお茶を始めたきっかけもかなり意外で興味深いです。なぜ松村さんがお茶を始めたのか、その答えは動画をチェックしてくださいね!
Map
神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1