
元は闇市だった『牧志公設市場』
牧志公設市場は那覇市美栄橋駅から徒歩10分の場所にある食品市場です。ここは60年間以上も那覇市民の台所として親しまれてきました。市場の売りは沖縄ならではの食材を多く扱っている事。終戦後の闇市として始まり、沖縄の活気を取り戻して来た歴史があります。沖縄には美しい海や景観が多く存在しますが、この市場も観光の人気スポットとして注目を集めており外国人の観光客も多く訪れます。美しい海だけではない、人情溢れる地元の人々とふれあう事ができる市場です。
沖縄ならではのカラフルなフルーツや鮮魚、肉など食材がたくさん!その場で食べる事も可能!
市場外には野菜や果物などの店舗が並んでいます。どうやって調理するのか分からない食材があったらその場で遠慮なく店員さんに質問してみましょう。市場の店員さんは沖縄の食材をどう使うか一番良く知っているエキスパートです。話し込んでみると新たな発見があったり、もしかしたらおまけをしてもらえるかも?
次は中へ入ってみましょう。「鮮魚コーナー」が目の前にズラリと並びます。沖縄ならではの珍しい魚介類がたくさん売られています。暖かい海で採れるトロピカルな魚は彩りがとってもきれいです。
もう少し進むと「精肉コーナー」に行き着きます。そこでは豚の顔の皮を薫製にした「チラガー」や豚の耳の皮「ミミガー」などインパクト大な食材が売られていて見ているだけでも楽しいです。
市場の店員さんに食材の調理法を聞いて、お腹がすいてしまっても大丈夫。市場の2階は食堂街になっているので買った食材をその場で調理してもらうことも可能なんです。もちろん、食材を買わなくても普通にご飯を食べる事だってできますよ。
市場ではイベントの開催も!スケジュールをチェックして出かけよう
現在市場には約130店舗がひしめきあっており、連日多くの買い物客や観光客でにぎわいを見せています。市場では毎月18日前後に「市場の日」としてマグロ解体ショーや芸能人によるステージショーが繰り広げられています。それだけでなく市場周辺には他にも多くのお店が立ち並び見所はたくさん。せっかく観光に行くのであればベストな日程を選択してなるべく多くのお店やイベントに足を運べると那覇滞在がより充実すること間違いなしです。
Map
沖縄県那覇市松尾2-10-1