その名にふさわしく日本で最大の規模を誇る大王わさび農場
長野県は安曇野にある敷地面積45,000坪という広大な『大王わさび農場』は年間を通して平均12~13度の雪解け水が湧きだしており、その潤沢な水資源によって新鮮なわさびが育てられています。ここはただの農場ではなく、敷地内にはさまざまな食を味わえる食事処や神社まであるほか、わさび漬けの体験工房や冷たい湧水に足をつけて遊べる親水広場などもありたっぷりと観光を楽しめます。
見どころは映画の撮影にも使われた美しい水車
この大王わさび農場の目玉は美しい水車です。世界的に有名な日本の映画監督黒沢明が1990年に公開した映画「夢」では監督自身が見た夢をもとに8つのエピソードを撮影し、その最終章「水車のある村」でこの水車小屋が撮影に使われました。周りにはのどかな緑が生い茂り、確かに夢の中にいるのかと錯覚するほど広大で美しい風景です。映画を見てから来るとより一層感動が増すかもしれません。
数々のわさびグルメを楽しもう
農場内には農場でできたわさびを薬味に使ったそばが食べられるそば処や岩魚の塩焼きを食べられるお店や「わさびジュース」が飲めたりします。ここでの一番有名なグルメはなん「わさびソフトクリーム」!かなり興味をそそられますね。そのほかにも「わさびコロッケ」や「わさびビール」、「わさびカレー」などもあるそうで、わさび好きにはたまらないですね!そこまで辛くないのでわさびが苦手な方でも新しいわさびの魅力を発見できるかもしれませんよ。もちろん、農場のわさびは市場で買うこともできるのでおみやげにもどうぞ。
わさびは殺菌作用のある「ハーブ」?
わさびは世界的な日本の寿司ブームによって一気に有名になった言葉です。寿司同様、今や外国人でも多くの人がわさびの存在を知っています。寿司に薬味として添えられているのは、もともと生の魚で食中毒を起こさないためにわさびと一緒に食べて殺菌作用を期待してのことだという事実を知っている人は多くいるかもしれませんね。でも辛いからといって、わさびは日本のスパイスだと思っている人が多いかもしれませんが、わさびはハーブの仲間なんです。日本ではわさびの需要が多く、チューブタイプのものや加工済みのものが多く売られています。日本に来た際は是非、寿司以外にもあなたオリジナルのわさびの使い方を試してみてくださいね。
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長野県安曇野市穂高3640