年末のお休みでお父さんがやるべきことは、家中の掃除です!
日本では来週あたりから、年末年始のお休みに入る人が多くなります。休みだからと言ってのんびり過ごせないのが年末。やることはたくさんあります。
その代表格が、大掃除。新しい年を迎える前に、家じゅうの見えるところから見えないところ、すみずみまで掃除をすることです。
普段、家の掃除は奥さんに任せっぱなし・・・というお父さんたちも、この時ばかりはそうはいきません。換気扇や窓、手の届かない高い棚の上、普段は空けない物置の中など、普段やらない場所だけに、かなりの重労働なんです。
大掃除は、新しい年に神様をお迎えするために大切な「儀式」
ではなぜ、年末に大掃除をするのでしょうか。
昔の家には、囲炉裏やかまどがあったため、家の中が煤だらけになりました。この煤を払うことは、掃除の象徴でした。そしていつしか、12月の吉日に、江戸城で煤払いが行われるようになり、これが大掃除のルーツと言われています。
わざわざ吉日を選んで煤払いをすることには意味があります。それは単なる掃除ではなく、新しい年に迎え入れる歳神様をお迎えする準備、というお清めの儀式なのです。
歳神様は家庭に豊穣と幸福を与えてくれる神様ですので、きれいなおうちに迎え入れるのが礼儀、ということなんですね。
100円ショップでもホームセンターでも、大掃除グッズがいっぱい!
この時期になると、大掃除グッズが店頭にずらりと並びます。テレビや雑誌などでは、「短時間で油汚れがすっきり!」「クローゼットの収納力アップ術」など、掃除のテクニックが特集されることも多くなります。
普段はやらない場所を掃除するわけですから、なくしたと思っていたアクセサリーや、思い出の写真などが出てくることも。身の回りがスッキリすると、気持ちもスッキリします。
あなたも、日本式に大掃除をして、すがすがしい気持ちで新年を迎えませんか?