おうちに入るときは、靴を脱ぎます
日本では、家に入るとき、外で履いていた靴を脱ぐ習慣があります。
その由来は、日本の気候にあると言われています。日本は雨が多く湿度も高いため、家の床は地面よりも高くし、通気性を保つように作られていました。また、雨や埃で汚れた靴のまま入ると、家の中が汚れてしまいます。
そのため、日本では玄関で靴を脱ぎ、家の中では畳などの床に直接座る生活が生まれました。
靴を揃えることは、心を揃えること
そして、玄関で脱いだ靴は、つま先を入口側に向けて自分で揃えるのがマナーです。日本では、小さいころから、自分で靴を揃えることを両親に教えられます。
靴が揃っていると玄関もきれいに見えますし、次に靴を履くときもすっと履けるので、気持ちがいいものです。靴を揃えることで、「外」と「内」のけじめをしっかりつける、とも言われます。
もしあなたが、日本人の友人宅に招かれたときは、ぜひ実践してみてください。