「これを食べなきゃ、閻魔さまに叱られる!」ほどの人気メニュー
うどんは日本国中で愛されているメニューですが、最近注目されているのが、「伊勢うどん」です。普通のうどんとは違いすぎて、びっくり!という観光客が続出しています。
伊勢うどんは、伊勢神宮のある三重県のご当地うどん。なんと直径1センチはあろうかという極太の麺に、真っ黒なタレに刻み葱、生卵などをかけて食べるシンプルなメニューです。また、通常のうどんは15分程度ですが、伊勢うどんは1時間近く茹でるものもあるのです。伊勢うどんは非常に柔らかくてもちもちした食感が特徴です。これは、遠方から伊勢神宮にお参りに来た参拝客が、長旅で疲れていても消化に良いように、とも言われています。
真っ黒なタレは、しょうゆやカツオなどの魚の出汁でできています。とても濃い味のように見えますが、実は少し甘いです。
タレを麺全体にまざるように、よーくかき混ぜて食べてください。これが出来れば、あなたも「伊勢うどんツウ」ですよ!
日本人でも、伊勢うどんの存在を知らない人は多いと思います。
2013年に伊勢神宮の式年遷宮が行われ、日本中で伊勢の食べ物も多く紹介されるようになり、伊勢うどんに出会いました。
こんなに太くてこんなに柔らかいうどんは初めてでしたが、その食感にちょっとはまってしまいそうです。東京でももっと食べられるといいのになあと思います。