サムライや忍者の時代にタイムスリップ 城編

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2015年1月28日 DESTINATIONS

敵からの攻撃に1か月も耐えた、難攻不落の名城『鶴ヶ城』

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約630年前から続く、会津若松市のシンボル 福島県会津若松市にそびえるのは、約630年前に作られたという鶴ヶ城。正式には若松城と言います。 つくられた当初は、お城というよりも館程度の建物だったそうです。その後、7層にもなる天守閣が建てられました。その壁は黒く立派なものだったそうです。 1868年に起こった戊辰戦争の際には、1か月もの間会津勢が立てこもり、敵方が大変苦労したという話が残っており、「難攻不落の城」としても有名です。 その後老朽化した天守閣は取り壊され、1965年に鉄筋コンクリート製の天守閣が再建されました。 また、現在は天守閣のリニューアル工事を行っていますが、外観及び展望からの景色は通常どおり楽しむことができるそうです。   400年前の大地震に耐えた、天守閣の石垣 鶴ヶ城の石垣は、様々な年代のものが重ねられていることでも有名です。 最も古いのは、天守閣の石垣で、自然のままの形の石を積み上げています。傾斜が緩やかで、裾野が広いのが特徴です。 今から約400年前、この地域を襲ったマグニチュード6.9、震度6以上の地震がこの地を襲いました。民家2万戸が倒壊したそうですが、この石垣は崩れることはなかったそうです。 ただ無造作に積んであるように見える石垣ですが、先人の築城技術に驚かされます。       Map 福島県会津若松市追手町1−1

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2016年1月20日 DESTINATIONS

美しい外観が特徴!築城400年の彦根城

彦根城

日本の国宝に指定されている名城は全部で5つ。松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城。
今回はその中の彦根城について、ご紹介します。
天守ももちろんかっこいいのですが、いくつもの重文の櫓(やぐら)や玄宮園など見どころが満載です。二重の堀に囲まれた城壁がほぼ昔のまま残っており、まるで江戸時代にタイムスリップしたようなスポットです。またお城の周辺にはノスタルジックな町家風の商店街「キャッスルロード」もあるので、併せて散策を楽しめます。

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2015年12月2日 DESTINATIONS

戦闘仕様の勇ましい『松本城』(長野県)

松本城

気高き漆黒の松本城! 5重6階の天守は日本最古で、戦国時代の当時のままの天守が保存されています。 漆黒の松本城は別名「烏城」とも呼ばれ、とても勇敢な外観をしており人気が高い城の一つです。特に冬、雪が積もったときは、黒と白のコントラストが際立ち、綺麗だと評判です。 天守閣に入るまでに1時間ほど並びますので、時間に余裕を持って早めにお出かけしてください。夏休みや5月初旬のゴールデンウィークなど混雑時は4時間待ちになる時もあるそうです。 では少し天守内部をご紹介します。 軍事的にも優れた城 松本城は見た目がかっこいいだけでなく軍事的にもとても優れたお城なんです。美しく豪華に見せることよりも戦いに勝つことを最優先に考えられて作られました。窓が少ない代わりに、矢挟間(矢を放つための小窓)、鉄砲挟間(鉄砲を撃つための小窓)、石落とし(石垣を登ってきた兵に石などを落とす出窓のようなもの)などがたくさんあり、攻撃力はもちろん、防御力も備えた戦闘仕様の造りとなっています。 当時のこだわりなど細部を見ながら、内部を見学すると、400年前にタイムスリップした感覚になります。 内部には工夫がたくさん 天守内部は暗くて、柱がとても多いです。 1階は食料・武器・弾薬の倉庫だったようです。 3階には一切窓がないのが特徴で、ここは、作戦部屋として使われていました。外から見ると5階建てなのですが、実は6階建て。ここに秘密があったのですね。外からは存在がわからないため「秘密の部屋」とも言われています。 4階は城主が過ごすために設けられた部屋でとても明るくなっています。 5階は重臣たちが集まり重要な話し合いをしていたのだとか。 最上階は展望台となっています。 各階の役割がとてもわかりやすいので、こういった違いを見比べながら見学するのも楽しいですね。 日本一急な階段! 7つある階段のうち4階に設置されている階段は、日本で一番急な階段として有名で、その勾配は61度だとか。これも1分1秒でも敵の侵入を遅らせたいという思いがこの不自然なまでの勾配を作り上げたと考えると感慨深いものがあります。 この階段、上るときも注意が必要ですが、降りるときがとても危険です。ゆっくり慎重に進んでくださいね。女性の方はスカートよりズボンを履いていくことをおすすめします。 松本城公園内には松本市立博物館があり、松本城の歴史や松本の暮らしなどがより詳しく紹介されています。この施設は松本城の観覧券を掲示すれば、無料で入ることができますので、ぜひ立ち寄ってみてください 松本に行ったら、蕎麦がおすすめ 松本城見学のあとは、城下町散策がおすすめ!昔の町並みがそのまま残り、玩具や古民具・骨董のほか、駄菓子や飲食などたくさんの店舗があります。またここ長野は蕎麦どころとしても有名で、たくさんの蕎麦屋さんを目にします。麺の細さ、色、つゆの味など人によって好みが違うのでいろんなお店を食べ歩きしてみるのもおすすめですよ。私もお昼と夜、お蕎麦を食べました! お蕎麦の食べ方はこちらの記事で紹介しています。 Map 松本市丸の内4番1号

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2015年7月1日 DESTINATIONS

大阪城に隣接する『大阪歴史博物館』 1350年超の歴史を体感!

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1350年余りの歴史を刻む難波長柄豊崎宮跡の上に、NHK大阪放送会館と共同で建設されました。遺跡を保存・活用し、40年間大阪城の本丸にあった大阪市立博物館を継承し、大阪の歴史を研究・紹介していくために2001年に開館。地下に難波長柄豊崎宮の遺構/2階に歴史に関する情報を集めた「なにわ歴史塾」/6階に特別展示室/10~7階にかけてグラフィックや映像、情報端末などで大阪を4つの時代・角度から紹介する常設展示室。とくに10階の展示会では、直径70cmもある朱塗りの円柱が立ち並ぶ奈良時代の難波宮の大極殿を原寸大に復元しており、見応え十分です。


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2015年8月11日 DESTINATIONS

歴史好きなら絶対訪れたい!日本100名城に選ばれた『広島城』

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広島市に位置する広島城は日本100名城(2006)に選ばれた有名な、歴史あるお城です。敷地は広大で城全体が「広島城址公園」となっており、空爆によって崩壊した大天守の中では歴史博物館として開かれています。

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2015年6月2日 DESTINATIONS

沖縄がまだ琉球ですらなかった時代の残り香が漂う『今帰仁城跡』

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2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産に登録された今帰仁城跡 今帰仁城跡は、小高い丘の上に築かれた広さ4ヘクタールの広大な敷地を誇る史跡です。美しい海をバックに、堅牢な城郭が伸びる壮観な風景を見ることができます。 しかし、ただ「石垣がかっこいいな」「きれいな景観だな」で終わってしまうようでは、今帰仁城を満喫したとは言えません。なぜならここは、本土とは全く違う沖縄の歴史を感じられる貴重な場所だからです。 せっかくですので、沖縄の歴史を少し勉強して今帰仁城跡を120%楽しみましょう。ただ美しいだけだった景観が、ノスタルジックで感慨深いものに変わるはずです。 三つの大国が1世紀にも渡り、にらみ合いを続けた時代 14世紀の沖縄は北山王国、中山王国、南山王国という三つの大国が覇を争う時代でした。今帰仁城は、そのうちの一つである北山王国の主城とされていた場所です。15世紀になると、北山王国は後の琉球王国国王である尚巴志に滅ぼされますが、今帰仁城はその後も北部を治める重要な拠点として利用され続けました。 歴史を知ったうえで今帰仁城を見てみましょう。山を囲うように高さ8mの城壁が、1.5kmにわたり蛇行してそびえ立ちます。また、入り口である正門と裏門は非常に小さく、進入するのは非常に困難。専門家でなくとも、この城を攻略するのが至難の業だということが実感できるはずです。 さて、北山王国を滅ぼした尚巴志は、この難攻不落の城をどのように攻略したのでしょうか。それは、非常にシンプルな方法でした。北山王の側近を賄賂で寝返らせ、志慶真門から攻め入り陥落させたのです。どれほど立派な物を作っても、使うのは人だというのは、今も昔も変わらないのかもしれません。 観光の際に、少し注意が必要なこと 写真からもお分かりいただけると思いますが、観光の際にはたくさんの坂を上ることになります。加えて、舗装されていない道や、木の杭が出っ張っている場所もあるので、観光の際には少し気を付けて歩くようにしましょう。 また、今帰仁城は日本一早く咲く「カンヒザクラ」の名所としても人気があります。しかし、1月頃に咲き始め、2月には既に花が散ってしまいますので、お目当ての方は確認してから行く方が無難です。これらに注意して、今帰仁城を満喫してくださいね。 Map 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101

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2015年6月16日 DESTINATIONS

琉球王国時代からの現代まで続く聖地「玉城城跡」

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標高約180メートルの天然の要塞に築かれた城跡。急な階段を上ると、石灰岩をくり抜いた印象的な円形の城門があり、ここからは久高島や沖縄本島の中南部が一望できます。当時から現在に至るまで聖地を巡る「東御廻り(あがりうまーい)」の拝所の1つとして参拝者が絶えません。

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2015年6月19日 DESTINATIONS

世界に誇れる日本のお城『秋田城跡』

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「城柵」それは日本で最も古い城 秋田城のような日本で最も古い城のことを「城柵(じょうさく)」と言います。この城の特徴は「城」とは言いながらも、王や王妃がいないことです。 秋田城は8世紀(733年)の初め頃、日本海に近い秋田県のこの場所に作られました。ここにいた人達は、主に国の役人の人達で今でいう市役所や区役所の職員の人達と外国から日本と貿易をするために来日した今でいう大使など外国の高級官僚の人達でした。この秋田城では外交官の人達をもてなしたり、北海道や青森県、秋田県の地域から送られてくる服従の気持ちを表す品々とそれに対するお返しの交換がされました。 カラフルな築地塀(ついぢべい)からタイムスリップ!? 秋田城跡は迎賓館と蝦夷と呼ばれる、日本の北方で狩りをしながら生活する人達を管理する官公庁の役割を果たしていました。 現在の青森県や北海道は、8世紀の当時まだ未開の地で、そこに住む人々は国が作った建物をまだ見たことがありませんでした。そこにこの長く続く黄土色の壁と赤い柱と黒い瓦と白い漆喰でできた門を持つ建物が現れたら、当時の蝦夷達は国の力の大きさと技術と造形の美しさにただただ、驚いたことでしょう。是非あなたも1300年前のカラフルな役所に驚嘆して下さい! 1300年前の水洗トイレ!?最先端のおもてなし 秋田城跡には、日本で最も古い水洗トイレの一つがあります。1300年前の水洗トイレは現代の技術によってきれいに復元されています。水洗トイレの復元跡に入ってみると昔のトイレも現代と同じく、3つの個室に区切られ、現在のまたぐ水洗トイレと同じ内装になっています。 トイレの内側も現代の公衆トイレと遜色ないほどの出来栄えです。 さらに驚くべきことに、この水洗トイレを科学的に調べた結果、この水洗トイレはゲスト用の設備として作られたことがわかっています。 想像力を呼び起こす日本の復元建築 この秋田城は、最新の研究成果をもとに現代によみがえった歴史的建造物です。壁や柱の色は当時のものを忠実に再現したものです。門扉の前に立てば、そこから昔の役人が出てきそうな雰囲気さえあります。また、このトイレを使った外交官は日本滞在の快適さに驚いたことでしょう。こんな想像が溢れてくるほど復元された秋田城は魅力的です。 是非一度、秋田城跡にお越しください。 Map 秋田県秋田市寺内焼山9-6

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