京都より古い!1,000年以上の歴史がある町「奈良」

2015年1月24日 Writter: Hideki Motosue
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奈良に伝わる伝統料理『柿の葉寿司』にこめられた先人の知恵を知ろう

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包みを開くのが楽しい! 奈良の郷土料理『柿の葉寿司』とは? みなさんがよく知っている「寿司」とはちょっと違う、まるでプレゼントのように丁寧に包まれている『柿の葉寿司』。これは奈良県に古くからある伝統料理のひとつ。その歴史は江戸時代にさかのぼります。奈良といえば、海に面していない地域。和歌山の港で採れた魚を商人が運ぶとき、冷蔵設備がない時代ですから、魚が傷まないようにたっぷり塩がされていたのだそう。しかし奈良に着く頃には塩がまわってとてもしょっぱくなってしまい、煮たり焼いたりしても食べられない……そこで、魚の身を薄くそいでご飯にのせて食べるようになったことがきっかけだと言われています。 柿の葉で包むのは、柿がいっぱいあったから……だけじゃなかった!? なぜ、柿の葉で包まれているのでしょうか。奈良県は柿の名産地なので、柿の葉っぱがいっぱいあったからというのも、理由のひとつかもしれません。しかし大きな理由がもうひとつ。実は柿の葉には殺菌作用があることが古くから知られていて、笹や竹の皮などと同じように、食品を包むことにも使われてきたのです。いわば、天然の“ラップフィルム”だったんですね。しかも柿の葉の香りが食品に移り、味わい豊かになる。柿の葉寿司には先人の知恵がいっぱいなのです。 お魚の種類にはバリエーションがあるらしい! 奈良、京都などで見かける柿の葉寿司には、鯖、または鮭がのっています。現在では他にも、お店によって穴子や小鯛などをのせたアレンジも見られます。また石川県では鯖の上に酢飯をのせ、さらにその上に青藻やさくらえびをのせて葉で包むという、ちょっと違った柿の葉寿司もあるのだそう。お寿司が好きな方はぜひ、どちらも探してみてください!

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奈良、柳生の里に伝わる郷土料理、葉っぱに包まれている『朴葉すし』

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朴の葉につつまれたお寿司 お寿司といえば、ご飯の上にネタがのっている姿を思い浮かべますよね?でも、奈良には葉っぱに包んでだす郷土料理があるんです。中でも有名なのは柿の葉寿司ですが、同じ日本人にもあまりしられていない大きな朴の葉にくるまれた素朴なお寿司があります。 柳生の里でとれた朴の葉でいただく朴葉寿司 朴葉すしは、平成13年5月に柳生の民宿、久保田亭で誕生しました。元々は、朴柏弁当という朴の葉に包まれた子供の為のおやつでした。この頃の柳生には、柳生を代表するようなお土産がなく、旅行会社の人からのリクエストもあり、このお弁当から着想を得て、朴葉寿司がつくられました。朴葉寿司は朴の葉に、ふき佃煮、鮭酢漬、シーチキン甘煮、じゃこちりめん、しじみ、紅生姜とほんのりお酢のきいたご飯が包まれています。 朴葉寿司は、朴の木の新芽の時期の5月〜6月が一番香りがよく、おいしくいただけるシーズンです。 朴の木と日本人の生活の関わり 朴の木は古代から日本人の生活に深く結びついてきました。朴の葉は20cmから40cm, 日本の樹木の中で一番大きいといわれ、大きな葉は古代には儀式や写経、食べ物を包んだり、お酒を飲むときの器として使われてきました。現代でも、朴の葉は香りがよく、殺菌効果があるためお寿司やお餅をつつんで朴葉すしや朴葉餅をつくる材料としてつかわれています。葉は落ち葉になっても火に強いので、葉の上に味噌や食材をのせてやく朴葉味噌や朴葉焼きといった料理にもなります。木材は堅く、下駄の歯や版画用の板、和包丁の柄やまな板、日本刀の鞘にも使われています。 Map 奈良県奈良市柳生町325

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かわいい鹿の大群がホルンの美しい音色で集まる?!奈良の『鹿よせ』

鹿よせ

1892年(明治25年)に「鹿よせ」は鹿の保護施設である鹿苑(ろくえん)の完成式にあわせて始まりました。
戦中戦後に一時行われなくなったものの、再開され、現在も奈良の鹿とふれあうイベントとして親しまれています。春日大社の近く、飛火野(とびひの)と呼ばれる野原で行われます。

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こんなに間近で野生動物を見ることができます『奈良の鹿』

鹿せんべいをあげるときには、まわりに十分に注意をしなくてはいけませんよ! 奈良は、1300年以上前に日本の首都だったという、大変歴史のある場所です。 世界遺産も多く、観光客にも大変人気の場所ですが、その話はまた、別の記事でお知らせしましょう。 今日は、奈良公園に住んでいる鹿をご紹介します。 奈良では、鹿は古来より春日大社の神様の使いとされ、大事にされてきました。奈良公園に住む鹿は、国の天然記念物に指定されています。この約1,200頭もの鹿たちは、人に飼われているわけではありません。全て野生なんですよ。 野生の鹿は警戒心が強く、あまり人になつきませんが、奈良公園の鹿は人のすぐ近くまで寄ってきます。この鹿と触れ合いたいのであれば、ぜひ「鹿せんべい」を手に入れてください。鹿せんべいは、公園内の売店で売っています。 お勧めは、まわりにあまり鹿がいないところにある売店で購入することです。混雑した売店のまわりの鹿は、「誰か早くせんべいを買わないかな」と待ち構えているため、せんべいを買ったとたんにあなたは一気に鹿に囲まれ、後ろから前から、鼻でつつかれることでしょう。気が付いたら、せんべいは鹿に奪われているはずです。気を付けてくださいね。 少し離れてのんびりした鹿のところまでたどり着いたら、せんべいを1枚ずつ差し出してみてください。鹿が近づいてきますので、ゆっくりと後ずさりしながら、ていねいにせんべいをあげましょう。 全部なくなったら、両手を広げて鹿に見せてください。これが「もうなくなったよ!」の合図です。かわいらしい鹿とのひと時を楽しんでください。 ですが、鹿はあくまでも野生動物です。特に発情期などは警戒心が強く、時に人を襲うこともありますので、十分に注意してくださいね。 ■奈良公園 近鉄奈良駅より 徒歩5分 JR奈良駅より 徒歩約20分 営業時間 年中無休 入園料 無料 鹿せんべい 150円 鹿せんべいと鹿 / puffyjet IMG_3825 / tetchang Map

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酒造りの神様と清酒のルーツに会いに『奈良』旅

杉の葉でつくられた新酒を知らせるオーナメント 日本酒を売る酒屋の軒先につるされた丸い玉をみた事がありますか?それは、杉玉と呼ばれる酒屋のシンボルです。杉玉は、スギの葉を集めてボール状にしたもので、酒屋の軒先につるされ、新酒ができたことを知らせます。始めは青々としていた杉玉が、時間がたつにつれ茶色く変化していく様子で、お酒の熟成の度合いを知らせるのです。日本酒を売る酒屋を知らせる看板としての役目もあります。日本酒は、米と麹と水を主原料にした日本独自の製法でつくられる醸造酒です。 杉玉が杉の葉から作られる理由 奈良には大神神社という日本最古の神社があります。この神社は三輪山をご神体とし、本殿をもたず拝殿から三輪山を仰ぎ見る古神道の形態を残しています。杉の木をご神木とし、酒と杜氏(蔵人の監督者かつ酒蔵の最高製造責任者)の神様を祀り、全国の酒造家や杜氏から信仰を集めています。毎年11月には、「酒祭り」が行われ、酒造関係者が多数参列し、醸造の安全を祈り、お守りの護符と神社でつくられた杉玉を持ち帰ります。 夢のお告げとお酒の神様 大神神社がお酒の神様として信仰されるようになったのには、日本書紀に記された物語にあります。 古代•祟神天皇時代、国が疫病の流行により混乱した際、天皇が大物主大神様から子孫の太田田根子を祭主に酒をつくり奉納するようにとの夢でお告げをうけ、高橋活日命に命じ一夜で酒をつくらせ奉納したところ、疫病は去り、国が平定し再び栄えたということです。 この言い伝えから、酒造の神様を大物主大神、杜氏の神様は高橋活日命として祀られるようになりました。 清酒発祥の地 奈良は日本清酒発祥の地としても知られています。日本では、僧坊酒と呼ばれる日本酒が、平安時代から江戸時代にかけて大寺院で造られました。中でも特筆するのは奈良の正暦寺で、この寺で近代醸造法の基礎となる酒造技術が確立されたことで、日本清酒発祥地とされています。 奈良を訪れる機会があれば、三輪のお酒の神様やお寺で造られたお酒のこと、日本人とお米との深い関係について思いを巡らせてください。 【写真提供:奈良市観光協会】 日本清酒発祥地として知られる『正暦寺』 ■拝観料: 正暦寺 福寿院客殿 大人 500円 小人 200円(小学生のみ) 団体割引 大人400円 小人150円(小学生のみ) ※団体参拝は20名様以上から団体割引を適用いたします。 【写真提供:奈良市観光協会】 【写真提供:奈良市観光協会】 Map 奈良市菩提山町157番 正暦寺

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奈良の唐招提寺で触れてみよう 美しい水の花『蓮』

蓮の咲く寺 唐招提寺 奈良、唐招提寺は唐の高僧•鑑真大和上が奈良時代に創建した寺院です。1998年に古都奈良の文化財の一部としてユネスコより世界遺産に登録されました。 唐招提寺では、開創以来、蓮を大切に栽培してきました。約130の蓮鉢と、境内2ヵ所の蓮池があり、鉢植えは6月中旬から7月下旬、蓮池は7月中旬から9月初旬まで花が楽しめます。 蓮の花のステージと仏像 金堂にはいると、仏像をみる事ができます。仏像の足元をみて下さい。ステージのような花のデザインの台座に気がつくはずです。 仏像が座る、もしくは立っている台座は蓮の花を表しています。蓮の花は、台座にデザインされているだけでなく、仏像の手に持たれていることもあります。蓮の花は仏教の教えを象徴する花です。 お釈迦さまの話には蓮の花が象徴的な意味をもって現れます。 お釈迦様が生まれ歩み始めたとき、大地が割れ大きな蓮の花がさきました。お釈迦様はその蓮の中にたち「天上天地唯我独尊」と第一声をあげたといいます。このことから、蓮は仏教で仏の座とされます。 仏教伝来と蓮の花文様 蓮の花文様は飛鳥時代(529~710)の仏教伝来と共に朝鮮半島経由で日本へ入ってきました。飛鳥時代に蘇我氏の氏寺として6世紀末から7世紀初頭に奈良に建てられた、日本で初めてのお寺、飛鳥寺の瓦は蓮の文様をしています。この寺の建立にあたり、百済(朝鮮)から各方面の技術者が招聘されました。その中には瓦師と呼ばれた瓦つくりの技術者がいました。彼らが指揮した瓦づくりには、その当時の百済の瓦の影響がみられました。その文様が、蓮だったという訳です。仏教が伝来した頃から、蓮の装飾と寺院との関係は始まっていたといえます。 水辺にさく、極楽浄土の花 蓮は水の花ともいわれ、池や湖などの水辺に群生します。蓮の花は7月から8月に開花します。水中の地下茎から茎を水面にだし、白色からピンクの美しい花を咲かせます。朝早くに花が咲き、昼頃には閉じるので、蓮の花の開花が見たい場合は、朝早起きしないといけません! 仏教では、蓮は極楽浄土の神聖な池に咲く花として信じられており、お寺の境内に植えられるようになりました。日本のいくつかの寺院では、境内の蓮の花をみる事ができます。 Map 奈良市五条町13-46

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奈良の侍の里柳生。ここでしか買えない小さな「瓦の家紋」のお土産は、『十兵衛食堂』で!

十兵衛食堂でお土産を!

看板に注目!日本の2枚笠のロゴの十兵衛食堂 剣豪の里、柳生は奈良市の中心部から、バスで1時間ほどのところにあります。 近鉄奈良駅から、約50分、柳生上のバス停向かいすぐに十兵衛食堂があります。十兵衛食堂では、うどんやそばなどの麺類、丼物、山菜定食などが食べられます。冬には牡丹鍋(イノシシ鍋)も楽しめます。木製の看板に十兵衛の名前と、日本の笠を2つ重ねたロゴが掲げられています。 柳生の里は、日本の侍、柳生一族ゆかりの土地です。史跡を巡る際、この笠のロゴのマークを目にする機会が何度があると思います。 食堂の名前の由来 十兵衛食堂の名前は、柳生一族の侍、柳生十兵衛からきています。十兵衛は柳生の豪族、柳生一族に生まれた江戸時代(17C〜19C)の剣士です。諸国を放浪し、武者修行に明け暮れさまざまな逸話を残しました。この逸話をもとに、十兵衛を題材にした小説や映画が日本でつくられました。十兵衛は、片目眼帯の姿でえがかれます。彼は幼少のころ剣の練習をしていたとき、失明したといわれています。映画や小説の世界の存在ではなく、柳生には彼が諸国漫遊に出かける前に植えたといわれる杉の木や、彼が設立した1万3千人の門弟を指導した正木坂道場、彼のお墓のある芳徳寺が実在しています。 柳生一族のシンボル!2枚笠の小さな家紋のお土産! お店の看板のロゴは、柳生家の家紋です。日本人には、名字があり、それぞれの家の家系を示す家紋を持っています。柳生十兵衛の生まれた柳生家に伝わる家紋は、柳生笠です。柳生がさは笠紋の一つで、市女笠という種類の笠を2つ並べたものを図案化しています。この家紋の小さな瓦を、十兵衛食堂ではお土産として販売しています。価格は300円ととてもお手頃です。他にも、お茶などのお土産もあります。 柳生の里にゆかりの深い柳生一族のシンボルでもある家紋をお土産に、小さな瓦をみるときには柳生の里と柳生一族のことを思い出してください Map 奈良県奈良市柳生町83-3

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奈良氷室神社のかき氷の祭典『ひむろしらゆき祭』

神前の前に集まる出店者と氷点前のために用意された氷(祈願祭)

奈良には氷を愛する神様が坐ますというーひむろしらゆき祭 ひむろしらゆき祭は、昨年8月から奈良の氷室神社で始まったかき氷のお祭りです。1300年前、都が奈良の平城京におかれたのにともない、奈良の春日野に氷池や氷室がつくれられました。この時代、人工的に氷をつくることは難しく、氷室という地中や山陰に掘られた穴に天然の氷を夏まで保管していました。その頃、春日野につくられた氷室に氷の神様を祀ったのが氷室神社の始まりとされています。氷の神様のおひざもと奈良を氷のまちとして国内外に発信すべく、ひむろしらゆき祭はスタートしました。 有名店の自慢のかき氷を味比べ 夏になるのが待ち遠しい!氷に甘いシロップをかけて食べるかき氷は、日本人にとって夏の楽しみの一つです。 境内には、全国の有名かき氷店が一同にあつまり、氷の削り方やシロップの味など、それぞれのお店の工夫をこらしたとっておきのかき氷を提供しました。このかき氷を一口、口にしようとたくさんの人が集まり、整理券が配られていました。ちょうど、神社についたのはかき氷の提供がはじまったくらいで、たくさんの人でごったがえしていました。 氷の神様も食べたい、かき氷とみぞれ茶 祈願祭では、参加店舗の繁栄祈願とかき氷奉納、氷点前と献茶が神前で行われました。点前とは、日本の茶道用語で、抹茶をたてる時の作法をいいます。献茶の後、先着100名にみぞれ茶がふるまわれました。小さなお椀に入った真っ白なかき氷が配られ、奈良時代の衣装をきたスタッフに、みぞれ茶をそそいでもらいます。真っ白いかき氷は、涼しげで雪のようで美しかったです。宮司さんの白い衣装も、雪をイメージさせて、すがすがしい気分になりました。冷たいお茶はのどを潤し、かき氷と共に来場者に夏の暑さを忘れさせてくれたようです。 氷のごちそう、かき氷と日本人の歴史、そして氷の神様 かき氷が庶民に食べられるようになって、実はまだ150年ほどしかたっていません。1869年に横浜で町田房造という人がアイスクリームとともにかき氷を販売したのが、かき氷店の始まりといわれています。氷は長い間、貴族や権力者のものでした。 祈願祭で、かき氷を神前に奉納して祈願する姿は、氷が簡単につくれるようになっても、氷を敬い大切にする人たちの気持ちに変わりがないことを伝えていました。ひむろしらゆき祭は、まだはじまったばかり!来年も開催されます。来年の夏は、日本の食文化を、全国のかき氷店自慢のかき氷で氷の神様と一緒に体験してみませんか? Map 奈良県奈良市春日野町1-4

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『東大寺の鹿』とかくれんぼ:とある奈良の鹿のとある朝

deer in Todaiji Temple

こんにちは。 僕は見ての通り鹿です。奈良の東大寺に住んでいます。 僕は武甕槌命(タケミカヅチノカミ)っていう神様をのせて来たからここでは神聖な存在なんだ。 まぁ、僕はおせんべいがもらえればそれでいいんだけどね。 そんな僕だけど毎日東大寺を見守っているよ。 ときどき我ながら、自分は本当に良い場所に暮らしてるって思うよ。 朝のパトロール、パトロール・・・ ・・・う~んやっぱり暇だな。 ちょっと休憩。かくれんぼでもしない? さぁ僕はどこでしょう? あっ・・・!しまったみつかっちゃう! さぁわかるかな? ここだよ~~まだわからない?けっこう大ヒントだけどなぁ・・・。 それじゃ、この中から僕を見つけに東大寺に遊びに来てよね。 Map 奈良県奈良市雑司町406−1

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日本の歴史好きならぜひ訪れてほしい!平和を願う侍の隠れ里 奈良『柳生』

剣豪の隠れ里 奈良、柳生の里は近鉄奈良駅からバスで約1時間ほどのところにあります。にぎやかな奈良駅界隈から、バスで山あいの道をいくと四方を山にかこまれた山里にたどりつきます。穏やかな山並みに囲まれた里の内部には、静かな風景が広がっています。 隠れ里の自然の風景や歴史的建造物だけでなく、何気ない民家の屋根の形や橋の装飾など注目して歩くとおもしろい発見があります。 侍にゆかりの土地をたずねて 柳生は、日本を代表する剣術流派の一つ柳生新陰流の発祥地です。徳川幕府に仕えて剣法を指南した柳生一族のふるさととしても知られています。 ここの見所は何といっても、侍の隠れ里。柳生家の侍、柳生十兵衛は剣の修行のため諸国を放浪して自分の腕を磨きました。この諸国漫遊に旅立つ前、先祖の墓地に植えた十兵衛杉といわれる杉の木や、剣豪の伝説を伝える一刃石があります。十兵衛も眠る柳生家の菩提寺の芳徳禅寺、剣塚などがあります。剣だけでなく、花しょうぶ園ではしょうぶの花を楽しむこともできます。 静けさのある美しい山里の風景に、素朴な石に刻まれた彫刻をみることができ、剣豪が実際に修行したり歩いた場所を再体験できるところが魅力です。 人を殺すのではない、人を生かす平和の剣術 柳生家の侍は剣は人を殺すための技術ではなく、世の中の平和を維持する兵法の一つであり、その姿勢であるとときました。戦いに明け暮れた戦国時代(15C末〜16C末)をへて、江戸時代は大きな戦争や内乱もない平和な時代でした。その時代の徳川幕府の右腕として働いた侍が、平和の剣術の思想をもっていたことは興味深いですね。この侍たちが、歩いた場所を歩きながら彼らの精神にふれるのはいかがですか? Map 奈良県奈良市柳生町155-1

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