伊勢神宮でお願いごとをするのはNG!? これだけは気をつけたい8つのこと!

三重出身のHatsuが地元情報をお届けします。
伊勢志摩の観光名所といえば、「伊勢神宮」。2,000年という遠い昔からここ伊勢市に鎮座する神社で、日本全国の神社のトップです。昔から日本人なら一生に一回は訪れたい場所とされ、最近ではパワースポットとしても人気の場所です。
由緒正しきお伊勢詣り、きちんとした参拝の仕方を知って、しっかりパワーをいただきましょう。気をつけたいポイントをいくつかご紹介します。

Suzuki Yuri/Hatsu   DESTINATIONS, 三重,

伊勢神宮


【 目次 】

 外宮

その1 伊勢神宮の参拝には順番があります

伊勢神宮には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る内宮(ないくう)と、衣食住の守り神とされる豊受大御神(とようけのおおかみ)を祀る外宮(げくう)と2つのご正宮があります。

お伊勢参りをするならば、この2ヶ所に必ず行きましょう!

観光で時間がなく、片方だけしかお参りできないという人もいるかもしれません。ですが、それは「片まいり」と呼ばれる行為で、あまりよくないことなのです。

時間に余裕を持って事前にスケジュールを組んでくださいね。

 この2つ、両方行けばいいっていうわけでもありません。実は、まわる順番があります。

一般的に、外宮をお参りしてから内宮をお参りします。外宮と内宮の間は、だいたい車で15分ほど。周遊バスも出ていますので利用しましょう。

内宮に比べ、外宮はマイナーだと感じる人がいるかもしれませんが、外宮の豊受大御神は衣食住の守り神です。これからの生活のためにも、きちんとお参りしてくださいね。

 そして、外宮から内宮の順番にまわりますが、その中でもさらにまわる順番があります。まず、ご正宮から参拝して、そのあと同境内にある別宮を参拝します。外宮であれば、豊受大御神が祀られているご正宮から別宮へ。内宮であれば、天照大御神が祀られているご正宮から別宮を参拝するのが正式な参拝順序です。

参拝と言っても、伊勢神宮はものすごく広いので、けっこうな時間がかかります。ご正宮だけをまわるなら、外宮が15分、内宮は30分ほどで参拝できますが、もし別宮をまわりたいのであれば、両方1時間程度の余裕を持っていたほうがいいですよ。

 

 

その2 露出が多い服は控えましょう

一般参拝であれば、正装である必要はありません。ただ神前に行くので、派手すぎる服装や露出が多すぎるのはおすすめしません。

短パンやタンクトップでの参拝は可能ですが、慎んだ方がいいと思いますよ。

 

内宮
内宮では右側通行

その3 参道の真ん中を歩いてはいけません

外宮であれば火除橋(ひよけばし)、内宮であれば宇治橋という橋を渡ります。

これらの橋を渡ることで、神社の中へ、つまり神様の領域へと入っていきます。

外宮と内宮、参拝方法は基本的に同じですが、異なるのが、外宮の参道は左側通行、内宮の参道は右側通行なのです。これは、橋を渡った先の手水舎の位置に合わせて決められています。それぞれの橋に表示がありますので、それにしたがって歩けば問題ありませんよ。

参道とは神社などへ向かう道のことですが、この道を歩くとき、決して真ん中を歩いてはいけません!中央は神様の通る道とされているのです。

なので、飲食ももちろん、無駄なおしゃべりも控えるようにしましょうね。

 鳥居

その4 鳥居の前では軽く一礼し、必ずくぐりましょう

鳥居をくぐるごとに神様に近づいていっています。なので、「お参りさせていただきます」という気持ちを込めて、鳥居をくぐる前は軽く一礼してくぐりましょう。

誰かのお家にお邪魔するときに、あいさつするのと同じ感覚ですね。帽子をかぶっている人は、脱いでから一礼した方がいいと思います。

 手水舎

その5 手水の作法を知りましょう

橋を渡り、進んでいくと、手水舎が見えてきます。手と口を清めるためですが、清める順番が決まっています。順番はこちらの記事で詳細に書いています。

正宮

その6 ご正宮では「お願いごと」はしてはいけません

ご正宮は個人的なお願いごとをする場所ではなく、神様に日頃の感謝を伝えるところなのです。

なので、ご正宮にきたら、

 

・自分の名前、住所

・神様への感謝の言葉

 

を伝えるようにしてください。

名前と住所を名乗らないと、どこの誰なのかわかりませんからね。自己紹介はきちんとしてくださいね。

では、お願いごとはどこでしたらいいの? というとそれは、別宮です。外宮・内宮ともに、別宮では個人的なお願いごとが許されています。

外宮であれば「多賀宮(たかのみや)」、内宮であれば「荒祭宮(あらまつりのみや)」でお願いごとをすることができるのです。正宮と別宮、合せてお参りすることがおすすめですよ。

 

荒祭宮
荒祭宮

その7 参拝する時は、二拝二拍手一拝

神様に感謝を述べる際、二度お辞儀をしてから、二回手をあわせます。

感謝やお願いごとをしたら、最後に一礼して終わりです。

大事なのは感謝の気持ちです!

 

その8 お賽銭をしてはいけない

正宮にはお賽銭箱は置いてありません。正宮ではお賽銭はしないのです。これは他の神社と大きく異なる点でしょう。伊勢神宮が「私幣禁断」ということで、長い期間、天皇陛下以外のお供えが許されなかったことからきています。

ちなみに、正宮には敷地内に白い布が敷かれていてその上にお賽銭を投げるとよく勘違いされますが、あの布は「お賽銭を投げるな」と言っても投げる人がいるので地面にお金が直接触れて聖域がけがれないために敷かれているものなんです。

 参道

参拝の後は、ほんとうに清々しい、気分になります。伊勢神宮は土地全体から醸し出される空気感がすごく、数百年前からここに存在する杉の巨木がそびえ、徐々に空気が澄み、自分も浄化されていく感じがします。

形にこだわりすぎることはないと思いますが、ひとつひとつの作法の意味を知って、よりよいお伊勢詣りをしてくださいね。

 

おかげ横丁
内宮のそばにある、おかげ横丁

 

お参りの後はおかげ横丁がおすすめ。伊勢名物の赤福伊勢うどん、海鮮物など、この地ならではのものがいっぱいです。これも、古来からの楽しみの一つですね。

赤福
伊勢名物「赤福」

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HATSU

HATSU

Editor / Writer

ジャイアンツファンの三重県人。お休みの日はほとんど家にいない、いつも気づいたら、外にいる放浪人。日本の地域と世界がつながるのはすぐそこ!面白い世界を作るために奮闘中。

Information

Address ・内宮
 三重県伊勢市宇治館町1
・外宮
 三重県伊勢市豊川町279
Hours 10月・11月・12月 5:00~17:00
1月・2月・3月・4月・9月 5:00~18:00
5月・6月・7月・8月 5:00~19:00
Price -
Close -
Access ・内宮
 JR・近鉄「伊勢」駅から徒歩5分
・外宮
JR「五十鈴川」駅から徒歩30分
内宮から外宮へは周遊バス「CANばす」が運行しています。
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Language 日本語
英語
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