恋に悩んでいる方必見!紫式部も恋愛祈願していた『上賀茂神社』(京都)

上賀茂神社は、別名、賀茂別雷神社といい賀茂別雷大神という神様を祀っています。
別雷とは、若雷という意味で、祀られているのは若々しく力に満ちた雷の神様ということになり、厄除•落雷除•電気産業の神様として信仰されています。

2016-03-24   DESTINATIONS, 京都,

絵馬


【 目次 】

神山号

日曜•祝日•祭礼の日に天気がよければ出会える馬!

一の鳥居をくぐり、参道を通りニの鳥居へ歩くと、鳥居の左手に馬舎があり、真っ白い神馬がいます。神馬は、神様が神の世界から人間界へおりてくるときに乗ると信じられている神聖な馬です。神社に奉納され、祭事のときにこの馬が登場します。名前は、神山号と言い、日曜•祝日•祭礼の日に天気がよければ出会えます。
上賀茂神社は、神話の時代に神託に基づいて馬に乗り、賀茂別雷大神のご降臨を願ったことから、日本の競馬発祥地といわれています。競馬会神事は、毎年5月5日に行われ、2頭の馬が左右にわかれその速さを競います。この神事は古く、1093年に始まったとされ、1983年には京都の無形民俗文化財に指定されました。

立砂

三角形の大きな砂山、これはなに?

ニの鳥居をくぐると、正面に細殿と呼ばれる建物とその前に盛られた三角形の山のような形の盛砂が目に入ります。この盛砂は、立砂といって祭神の賀茂別雷大神が降臨したとされる神山をかたどっており、これは上賀茂神社の真北に位置しています。立砂は神様が寄りつくもの(憑代)とされ、その目印に頂点には神様が降臨する際の目印として松葉がたてられています。
松葉は見えにくいので、じっくり見てみてください。

片岡社

恋愛相談はここ!片岡社

片岡社は、境内に全部で24社ある摂末社(境内にある小さな神社)の中でも、恋愛成就のご利益があるということで知られています。お祀りされているのは、賀茂別雷大神のお母さんの玉依比売命(タマヨリヒメ)です。玉依比売命は、女性の神様らしく恋愛の悩みをきいてくれることで古来より、たくさんの人たちに親しまれてきました。紫式部という平安時代(794年〜1185年)中期に活躍した著名な女流作家•歌人も恋の悩みをかなえるために、ここに何度もお参りしたといいます。

立砂

1,000年前の恋愛小説は現実に進行中!

片岡社の絵馬はハート形をしていて、源氏物語の作者、紫式部の絵が描かれています。
源氏物語は、光源氏という美麗貴族の男性と、様々な女性との人生模様を絡めた恋愛小説です。光源氏が恋に落ちる女性は、若い美女や60歳の老婆など年齢やその境遇は多様で、この70年間にわたるストーリーには、約500名の人物と約800首の和歌が登場します。
源氏物語が今も読み継がれているように、現実の恋愛模様も紫式部の時代から進行中なのをたくさんの絵馬から、感じることができました。

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〒603-8047京都府京都市北区上賀茂本山339

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民具や生活道具、伝統工芸、日本のアンティーク好き。生活の中で生まれた日本人独自のセンスや技術、その背景にある宗教観や由来をさぐります。

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