フラワーアレンジメントと日本伝統文化「生け花」の違いは?和の心を学ぶべく、『生け花教室』に行ってきました!

日本でしかできない習い事を始めようかな。日本文化を、一度は体験してみたいな。と思っている方におススメの習い事といえば、「いけばな」です。先生が、英語で教えてくれる生け花体験教室があります。

生け花教室


【 目次 】

「生け花教室(体験)へ行ってみよう!」

今回は、海外でのデモンストレーションや展示会を積極的に行っておられる
「一葉式いけ花教室」に行ってきました!

教室

一葉式生け花は、草木や樹木、金属なども作品の材料として使い、
素材それぞれに間(空間)をもたせる生け方が特徴です。

さて、今回生け花体験をするのは、やまださん(男性)とよしだ(女性)です!
二人ともはじめて生け花をするので、不安と期待を胸に秘め、手ぶらで訪れました。

●まずは座学を受けます。

座学

本日の生花教室の先生、「一葉式いけ花 次期家元の粕谷尚弘先生」から
10分ほど座学を受けます。
粕谷先生は海外留学もされているので英語でも教えてくださいます。

ここでは、生け花の基礎となる「型」を習います。
基礎があってこそ、自由に自分の感性で生けることができるのです。

●フラワーアレンジメントと生け花の違い

フラワーアレンジメントは、自分の伝えたい気持ち、季節などを表現することができ、大切な人への贈り物や、大会の優勝者にリースとして贈ることもできます。
相手に贈ることができるので、移動させることができます。

フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメント

しかし、生け花は、移動させることができないのです。
生け花は、床の間(日本の代表的な和室)に生けられるとき、
その空間に対しての配置も計算され、その空間トータルで完成されたものだからです。

床の間
床の間

「空間的な考え方」を持った生け花は、持ち運びして、別の場所にそのまま置くということはできないのです。

折角なので、私たちも「空間」を意識して生けていきましょう。

●準備する物

準備物

器:今回は直径30㎝ほどの器です。
剣山:器の中にいれ、ここに草木・花を挿していきます。
ハサミ:枝を切る道具です。とても切れ味がよく危険です。
水差し:剣山が浸るくらいに水を入れます。
ボウル(水):枝を切る時はボウルの中で切ります。

(※体験教室では、すべて用意していただけます。)

●剣山の置く位置を考える
座学

先ほど座学で習った「型」を考えつつ、剣山の置く位置を決めます。

奥に置くと、器の水がよく見え、涼しく感じます。夏には奥に置くことが多いそうです。
手前に置くと、器の水があまり見えません。冬には手前に置いてお花をよく見せます。

季節考えて、置く場所を考えるなんてとても日本らしい発想ですよね。

体験

●枝の表情を見ます。

主となる枝を生けていくとき、
「どの向きが流れるように、動くように、見えるかな・・」とくるくる枝を回して、
動きのある方向を決めます。
生けた時によく見える方向を選ぶことが「表情を見る」といいます。

枝・花・葉すべてそれぞれの顔つきを見ていきます。

●枝を切ります。
それぞれの枝の長さと向きを考えて、ハサミで切ります。

座学で習った通りに、
枝(3本)→花(3本)→補助の花・枝 の順に生けていきます。

体験

「お、山田さんお上手ですね!」と粕谷先生からお褒めの言葉があり、
さらに創作意欲が湧いてきた山田さん。

体験

一歩離れて、全体のバランス・花の向きを確認します。

吉田「うむ~、難しい!ここになんか足りないな・・」
となると、また枝や葉を足していきます。

体験

剣山に枝をまっすぐ挿してから、根本を持って方向を変えます。
根本から持たないと枝が折れてしまうので、慎重に行います。

●初めて「生け花」を体験してみた感想
完成

山田さん:ついつい欲張って花を盛り過ぎてしまいそうになりましたが、先生のアドバイスもあって、初心者なのに素敵な生け花が完成しました!
奥行きを考えて立体的なバランスをとるのが難しかったです。写真では伝わりづらいですが手前は前に突き出て、後ろも斜めに生けています。
座学のときに生ける環境(部屋のつくりや壁など)のことも考えて、関連付けて生け花は作られるという先生の言葉がとても印象的でした。新しい見方を知ると古典的な伝統文化もより一層面白くなりますね。

完成

吉田:「花の表情を見る」という先生のお話がおもしろかったです。
枝や花をくるくる回すと、向きによって冷たい雰囲気に感じたり、勢いを感じたり、
花にも感情があることを感じました。
難しかったのは、枝を切るところです。
ハサミの使い方が慣れていないので、おぼつかなくて、先生にお手伝いいただきました。
今日教えていただいたことを活かして、お正月用に生け、家族に披露してみたいと思います。

粕谷先生、ありがとうございました!!

体験教室(英語)は、以下からお申込ください。
体験教室は1人2000円です。(花材代込み)
http://www.ichiyo-ikebana-school.com/e/trial/

「花展を見に行こう!」

粕谷先生花展作品

いけばなの展覧会のことを「花展」といいます。
デパートの催事場を使って総数400作を超えるものから、公民館、老人ホーム、駅などで行われる10作ほどのミニ花展までさまざまです。
「いけばなのことは何もわからないけど、お花を見るのは好き!」という気持ちでも大丈夫です。
敷居が高そうに見えますが、まずは足を運んでみて、気に入った作品があったら写真を撮りましょう!
心安らぐ作品に出会えるかもしれませんよ。

●2016年の花展イベント情報

◇「第55回いけばな協会展」
場所:新宿髙島屋(東京都渋谷区千駄ヶ谷5−24−2)
日程:2016年3月2日(水)~7日(月)
新宿髙島屋HP:
https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/

◇「いけばな×百段階段2016」
場所:目黒雅叙園(東京都目黒区下目黒1-8-1)
日程:2016年3月15日(火)~5月15日(日)※毎週月曜休館
HP:http://www.megurogajoen.co.jp/event/
「一葉式いけ花」家元・次期家元の作品も展示されます!

◇「第49回日本いけばな芸術展」
場所:大阪髙島屋(大阪市中央区難波5丁目1番5号)
日程:2016年5月11日(水)~16日(月)
大阪髙島屋HP:
https://www.takashimaya.co.jp/osaka/

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Kanako Yoshida

Kanako Yoshida

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和歌山県出身お寺の子、かな子です。実家がお寺です。 でも、巫女さんのアルバイトもしていました。着物を着て、寺社仏閣めぐりをすることが好きです。 癒される寺社仏閣と美味しいご飯処をご紹介します!

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Website http://www.ichiyo-ikebana-school.com/