肌寒い季節、シェアすれば楽しい日本の『鍋料理』

複数の人たちで鍋を囲み、卓上コンロなどで料理しながら、各人それぞれの取り皿やタレをいれたお皿に取り分けて食べる日本の鍋料理。寒い冬に特に好まれて食べられます。
いろいろな具を煮込むので素材のうまみがよく出汁に凝縮されます。具をとりわけた後の出汁にうどんやお餅をいれたり、ご飯に卵をおとして雑炊にしたり、最後のスープまでおいしくいただきます。

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鍋


【 目次 】

あつあつの鍋料理

食べるとぽかぽか温まる鍋料理

日本では肌寒くなってくると暖かい鍋料理をみんなで食べてあったまります。みんなで鍋をかこんで料理をして、できたお鍋をお箸でつついて食べれば、自然に会話もはずみます。日本の鍋料理には全国各地の郷土料理を含めたくさんの種類があります。その中でも、日本人にとってポピュラーな鍋料理3つ、ご紹介します。

しゃぶしゃぶの材料

しゃぶしゃぶのお肉
だし汁にくぐらせる

薄切りにしたお肉をだし汁にくぐらせて食べる、しゃぶしゃぶ

薄く切った肉を煮え立たせただし汁に何回かくぐらせて、煮込んだ野菜や豆腐などの食材と一緒にタレにつけて食べます。タレはゴマダレとポン酢が一般的です。肉は主に牛肉ですが、豚や鶏肉になることもあります。
お肉を先に、野菜を後からいれるのがポイント!こうすることで、お鍋にはいっているだし昆布のアミノ酸にお肉に含まれるイノシン酸が組みあわさり、うまみが強くなり、後からいれるお野菜がより美味しくいただます。お肉は一枚一枚お箸でつかんで、だし汁にさっと2、3回くぐらせます。牛肉なら淡いピンク色になったら食べごろです。だし汁につけすぎるとお肉が固くなってしまうので要注意!

おでん

おでん

たくさんの種類からおでん種を選ぶのが楽しい、おでん

出汁に醤油などで味付けしたつゆに、おでん種を入れて煮込んだ鍋料理です。おでん種は、大根、ちくわ、こんにゃく、ゆで卵、厚揚げ、がんもどきなどがあり、地域や各家庭により異なります。冬といえば、おでんというほど日本では親しまれています。コンビニエンスストアでも、秋から冬にかけておでんが販売されます。だいたいおでんのおかれている場所はどのコンビニエンスストアでも決まっていて、レジの前あたりにあります。おでんの楽しみはやはり、おでん種を選ぶ楽しさです。好みによって、からしや味噌をつけて食べます。長い時間煮込んだ、大根やおあげは、だし汁の味がたっぷりとしみて、私のおすすめです!

すき焼き

甘辛い濃い味の、すき焼き

すき焼きは出汁を醤油と砂糖を基本に味を濃くして、しゃぶしゃぶよりもやや厚い牛肉やネギ、椎茸、豆腐、シラタキ、麩などの具材と共に煮込みます。そして、各自がといた生卵をいれた小皿にからめて食べます。濃い具材に生卵がうまくからみ、まろやかな味となります。すき焼きはご飯がとっても進む鍋料理です!

どれも寒い季節にぴったりの料理です。鍋を囲むと自然と話しも弾むので、みんなでにぎやかな食事を楽しめます!

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kyoami

kyoami

Writer/ Translator

民具や生活道具、伝統工芸、日本のアンティーク好き。生活の中で生まれた日本人独自のセンスや技術、その背景にある宗教観や由来をさぐります。