日本の秋の味覚、きのこの王様『松茸』

松茸は日本で秋の味覚の一つとして人気が高く、食用キノコの中で最高級品とされる。「匂い松茸味しめじ」ということわざがあるように、香りが最大の特徴であり日本人に愛されています。国産の松茸は高級品として高値で取引されます。

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松茸


【 目次 】

松茸

収穫の秋、日本ならではの味覚

皆さんの国では、どんな茸を食べますか?四季のある日本では、秋は食欲の秋、味覚の秋ともいわれ、穀物や果物が豊富に実り、その味覚を味わう季節です。この季節で、日本人に珍重される秋の味覚があります。茸の王様といってもいい、松茸です。日本では紀元前3世紀頃から食用とされていたと考えられており、太古の遺跡からは松茸と思われる土人形が出土されています。現代でも、松茸は秋の季節にしか食べる事のできない貴重な味覚としてその香りと共に日本人に愛されています。

松茸

松茸ごはん
松茸ごはん

日本で松茸料理にトライ!

海外では食べられない松茸を日本で食べるのはいかがですか?日本では松茸は、松茸ごはんや松茸の炭火焼き、茶碗蒸しなどたくさんのレピシがあります。松茸のシーズンは8月の終わり頃から11月末頃で、旬は9月から10月です。 松茸ごはんは、松茸とご飯を一緒にたきこんだ松茸料理です。ほんのり松茸の匂いのついたごはんと、独自の食感の松茸を口に含むと、松茸ご飯の香りと味が口にいっぱいひろがります。 旅館や日本料理店でやや高価ですが松茸を楽しむことができます。また、日本食のチエーン店などでは安価でまつたけご飯を提供しているところもあります。 ぜひ、一度トライしてみてください!

赤松
赤松

天然の松茸は貴重品

松茸は赤松という松に生えます。松茸は人口的につくることが難しく、国産の松茸は松茸の育つ赤松林の環境の変化などにより、年々収穫高がさがり極少量しかとれなくなってしまいました。日本人の松茸好きに反比例して、国産の松茸の収穫量はさがり、その結果、国産の松茸は高値で売られるようになりました。それでも松茸が食べたい日本人のために、松茸は朝鮮や中国、北欧、北米などから輸入されています。日本以外の国でも収穫される松茸ですが、食用として食べる習慣があるのは日本と朝鮮半島だけだそうです。

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kyoami

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民具や生活道具、伝統工芸、日本のアンティーク好き。生活の中で生まれた日本人独自のセンスや技術、その背景にある宗教観や由来をさぐります。