鯉とゆかりの深い広島を象徴する『広島護国神社』

広島護国神社は初詣での参拝客数が中国地方で最多を誇る神社です。歴史は神社としては比較的新しく、1872年に戊辰戦争の戦没者を奉祀するために創建されました。それから、太平洋戦争に至るまで、9万余の戦死者の霊をお祀りしています。

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【 目次 】

鯉が目を引く中国地方でも指折りの神社

今回紹介するのは、広島城の取材のためにふらりと立ち寄った広島護国神社。100年以上の歴史のある神社ですが、非常にきれいに整備された神社です。境内に入ると、本殿の前で鯉の銅像が出迎えてくれます。力強い銅像を横に手を合わせてみると、滝を登る鯉のように願いが天に届きそうに思えます。みなさんも、ぜひ試してみてください。きっと願いが叶うはずですよ。Tadaima JapanメンバーのMorishitaくんは、いつも以上にながーくお祈りをしていました。 また、販売されているお守りの中に鯉の色をしたものが売られているなど、鯉に関連するものが多く見られることがこの神社の特徴です。鯉城と呼ばれる広島城の城郭内にある神社ならではといえるかもしれませんね。

Praying
一生懸命お参りするFilm Editor Morishita

広島東洋カープの勝率が1割アップ!?

多くの人が訪れる広島護国神社には、個人だけでなく団体での参拝も行われています。その中で最も有名なものは、広島で熱狂的な人気を誇るプロ野球球団「広島東洋カープ」でしょう。50年以上前の1958年に始まったチームでの参拝は、現在でも続けられています。 チームが参拝を始めた理由は成績低迷に加え、1957年に完成したホームスタジアム「広島市民球場」が、戦争被害の大きかった場所に建設されたからだそうです。ちなみに、参拝を始める前と後で成績を比べてみると平均順位が1.5位、勝率は1割も上がっています。これも広島護国神社効果ってことですよね!

A bronze statue of carp.

The bronze statue of carp.
お願い事をしながら昇鯉の像を撫でると叶うそうです

これまでも、これからも、静かに参拝客を見守り続けます

奉祀されている魂の中には、1945年8月6日に投下された原爆による被害者の魂も含まれています。原爆により広島護国神社も大きな被害を受けましたが、鳥居やいくつかの建物は奇跡的に倒壊を免れました。当時の焼け野原となった広島においては、方角や場所を知る貴重な手掛かりになったそうです。 現在は、大規模な改修が行われたことにより、当時の面影を感じるものはほとんどありません。あの日から残っているものといえば、境内の東側に設置されている鳥居と狛犬、石灯篭くらいです。それらは当時と変わらず、いまでも静かに参拝客を見守り続けています。

Hiroshima Gokoku Shrine

Map

広島市中区基町21-2

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Kenichiro Asai

Kenichiro Asai

Writer

気が付いたらライターになっていた流浪人。普段は塾講師として中学生を教えている。

Information

Address 広島市中区基町21-2
Hours (事務所)9:00~16:30
Access JR広島駅よりタクシー・バス(合同庁舎前下車)約10分
Phone 082-221-5590
Website http://www.h-gokoku.or.jp/