日本の歴史好きならぜひ訪れてほしい!平和を願う侍の隠れ里 奈良『柳生』

奈良市内からバスで1時間ほどのところにある、隠里、柳生。ここは日本の有名な剣豪を排出した柳生一族ゆかりの土地です。

  DESTINATIONS, 奈良,

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【 目次 】

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剣豪の隠れ里

奈良、柳生の里は近鉄奈良駅からバスで約1時間ほどのところにあります。にぎやかな奈良駅界隈から、バスで山あいの道をいくと四方を山にかこまれた山里にたどりつきます。穏やかな山並みに囲まれた里の内部には、静かな風景が広がっています。 隠れ里の自然の風景や歴史的建造物だけでなく、何気ない民家の屋根の形や橋の装飾など注目して歩くとおもしろい発見があります。

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侍にゆかりの土地をたずねて

柳生は、日本を代表する剣術流派の一つ柳生新陰流の発祥地です。徳川幕府に仕えて剣法を指南した柳生一族のふるさととしても知られています。 ここの見所は何といっても、侍の隠れ里。柳生家の侍、柳生十兵衛は剣の修行のため諸国を放浪して自分の腕を磨きました。この諸国漫遊に旅立つ前、先祖の墓地に植えた十兵衛杉といわれる杉の木や、剣豪の伝説を伝える一刃石があります。十兵衛も眠る柳生家の菩提寺の芳徳禅寺、剣塚などがあります。剣だけでなく、花しょうぶ園ではしょうぶの花を楽しむこともできます。 静けさのある美しい山里の風景に、素朴な石に刻まれた彫刻をみることができ、剣豪が実際に修行したり歩いた場所を再体験できるところが魅力です。

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人を殺すのではない、人を生かす平和の剣術

柳生家の侍は剣は人を殺すための技術ではなく、世の中の平和を維持する兵法の一つであり、その姿勢であるとときました。戦いに明け暮れた戦国時代(15C末〜16C末)をへて、江戸時代は大きな戦争や内乱もない平和な時代でした。その時代の徳川幕府の右腕として働いた侍が、平和の剣術の思想をもっていたことは興味深いですね。この侍たちが、歩いた場所を歩きながら彼らの精神にふれるのはいかがですか?

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奈良県奈良市柳生町155-1

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kyoami

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民具や生活道具、伝統工芸、日本のアンティーク好き。生活の中で生まれた日本人独自のセンスや技術、その背景にある宗教観や由来をさぐります。

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Address 奈良県奈良市柳生町155-1
Access JR・近鉄/奈良駅から [ 奈良交通バス ] 「柳生・邑地中村行き」で約50分