【ドイツで日本発見!その7】ベルリンで行われた『ビーガン日本食』ワークショップへ潜入!

みなさんに、ドイツで見つけた「日本」をお届けします
新コーナー「ドイツで見つける日本文化」では、現在ドイツ・ベルリンに長期滞在中のライターわさびが現地で出会った日本文化や現地で活躍する日本人などを取材し紹介していきます!今回は、世界中で日本食文化を広めようと奮闘する三重県出身の紀平裕子さんがベルリンの日本茶カフェMacha Machaで行ったワークショップを取材しました!

Wasabi   FOODS & DRINKS,

先生と参加者


【 目次 】

The participants and Yuko Kihira, the lecturer

日本での認知度は低い絶対菜食主義者、「ビーガン」とは?

ここドイツでも日本食といえば、ヘルシーな印象が強く持たれており健康志向な人々からは日本食の価値が再発見され、注目を集めています。そんなヘルシーな日本食という文化を持つ日本ですが、肉や魚だけでなく卵や乳製品など動物性の材料を一切摂取しない「ビーガン」の認知度は低くとどまっています。しかし、実は日本には精進料理を始めとした「元祖ビーガン」とも呼べる食文化があるということは意外と盲点です。そんな昔から日本に存在する食文化を現代に生きる外国の人たちに手軽に楽しんで欲しいという思いから裕子さんはワークショップを開催しているそうです。

ヨーロッパでは動物愛護に対する意識が高まっていることや、アジアの健康で、エキゾチックな食文化への興味が高まっているという社会背景があります。ワークショップにはとても熱心に日本食文化を学ぼうとする参加者が多く集まりました。

The menu for the day

ポイントは「手」をかけた料理

ワークショップでは裕子さんとアシスタントさんが作った日本食コース料理を出しながら一つ一つの料理を説明していくという流れで進行しました。世界の各地でワークショップを行う裕子さんが大切にしている事は現地で手に入る食材を使って料理をすることだそう。その背景には身近に日本食を作って欲しいという思いがあります。ワークショップ中見ていて気がついた事は、日本食は色々な意味で「手」がかかっている料理だということ。先生がしょうが細かく刻む作業を見ていた参加者からは「なぜそんなに細かく、そして繊維に逆らわず切るのか」という質問が出たり、レタスの塩揉みのつけものを揉んでいると「マッサージ・サラダだね」という面白い感想がこぼれたりしていました。手でひとつひとつ握るおにぎりなど、日本食は「心を込めてつくる」という表現がピッタリだと思います。

Cooking

Onigiri with green tea leaves

一番人気は豆腐を意外な方法で使う「白あえ」

参加者にとって、豆腐をミキサーで粉砕してつくる「白あえ」は驚きで、その食感に虜だったようです。どれもおいしくて一つに決められないという意見が大多数でしたが、総じて白あえの評判が良かったのが印象的でした。ドイツで売っている豆腐はすごく固いのでお湯で少し茹でてから使うと良いそう。私も参考になりました。もうひとつ驚きだったのがお茶っ葉を混ぜたおにぎりです。日本で21年生きてきましたが、使ったお茶っ葉が食べられるなんて知りませんでした。まだまだ日本食の世界は深いですね。

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東京出身、旅とカオスを愛するフリーランス翻訳家。記事翻訳を通して日々日本と世界の接触点を探っています。ライターとしても、ガイドブックに載っていないわさび視点の情報をお届け!

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