奈良、柳生の里に伝わる郷土料理、葉っぱに包まれている『朴葉すし』

【 目次 】朴の葉につつまれたお寿司柳生の里でとれた朴の葉でいただく朴葉寿司朴の木と日本人の生活の関わりMap朴の葉につつまれたお寿司 お寿司といえば、ご飯の上にネタがのっている姿を思い浮かべますよね?でも、奈良には葉っぱに包んでだす郷土料理があるんです。中でも有名なのは柿の葉寿司ですが、同じ日本人にもあまりしられていない大きな朴の葉にくるまれた素朴なお寿司があります。 柳生の里でとれた朴の葉でいただく朴葉寿司 朴葉すしは、平成13年5月に柳生の民宿、久保田亭で誕生しました。元々は、朴柏弁当という朴の葉に包まれた子供の為のおやつでした。この頃の柳生には、柳生を代表するようなお土産がなく、旅行会社の人からのリクエストもあり、このお弁当から着想を得て、朴葉寿司がつくられました。朴葉寿司は朴の葉に、ふき佃煮、鮭酢漬、シーチキン甘煮、じゃこちりめん、しじみ、紅生姜とほんのりお酢のきいたご飯が包まれています。 朴葉寿司は、朴の木の新芽の時期の5月〜6月が一番香りがよく、おいしくいただけるシーズンです。 朴の木と日本人の生活の関わり 朴の木は古代から日本人の生活に深く結びついてきました。朴の葉は20cmから40cm, 日本の樹木の中で一番大きいといわれ、大きな葉は古代には儀式や写経、食べ物を包んだり、お酒を飲むときの器として使われてきました。現代でも、朴の葉は香りがよく、殺菌効果があるためお寿司やお餅をつつんで朴葉すしや朴葉餅をつくる材料としてつかわれています。葉は落ち葉になっても火に強いので、葉の上に味噌や食材をのせてやく朴葉味噌や朴葉焼きといった料理にもなります。木材は堅く、下駄の歯や版画用の板、和包丁の柄やまな板、日本刀の鞘にも使われています。 Map 奈良県奈良市柳生町325

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【 目次 】

朴の葉につつまれたお寿司

お寿司といえば、ご飯の上にネタがのっている姿を思い浮かべますよね?でも、奈良には葉っぱに包んでだす郷土料理があるんです。中でも有名なのは柿の葉寿司ですが、同じ日本人にもあまりしられていない大きな朴の葉にくるまれた素朴なお寿司があります。

民宿 久保田亭、朴葉すしのラッピングペーパー

民宿 久保田亭、朴葉すしのラッピングペーパー

柳生の里でとれた朴の葉でいただく朴葉寿司

朴葉すしは、平成13年5月に柳生の民宿、久保田亭で誕生しました。元々は、朴柏弁当という朴の葉に包まれた子供の為のおやつでした。この頃の柳生には、柳生を代表するようなお土産がなく、旅行会社の人からのリクエストもあり、このお弁当から着想を得て、朴葉寿司がつくられました。朴葉寿司は朴の葉に、ふき佃煮、鮭酢漬、シーチキン甘煮、じゃこちりめん、しじみ、紅生姜とほんのりお酢のきいたご飯が包まれています。 朴葉寿司は、朴の木の新芽の時期の5月〜6月が一番香りがよく、おいしくいただけるシーズンです。

朴の木と葉,下駄

朴の木と葉,下駄

朴の木と日本人の生活の関わり

朴の木は古代から日本人の生活に深く結びついてきました。朴の葉は20cmから40cm,
日本の樹木の中で一番大きいといわれ、大きな葉は古代には儀式や写経、食べ物を包んだり、お酒を飲むときの器として使われてきました。現代でも、朴の葉は香りがよく、殺菌効果があるためお寿司やお餅をつつんで朴葉すしや朴葉餅をつくる材料としてつかわれています。葉は落ち葉になっても火に強いので、葉の上に味噌や食材をのせてやく朴葉味噌や朴葉焼きといった料理にもなります。木材は堅く、下駄の歯や版画用の板、和包丁の柄やまな板、日本刀の鞘にも使われています。

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奈良県奈良市柳生町325

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kyoami

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民具や生活道具、伝統工芸、日本のアンティーク好き。生活の中で生まれた日本人独自のセンスや技術、その背景にある宗教観や由来をさぐります。

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Address 奈良県奈良市柳生町325
Hours チェックイン15:00~ チェックアウト~9:00
Access JRまたは近鉄奈良駅より柳生生きバスにて「柳生上」下車徒歩5分
Phone 0742-94-0012