幸運を招く!日本人に愛される猫の置物ゆかりのお寺 1,000体以上の『招き猫と豪徳寺』のお話

1480年、世田谷城主•吉良政忠が建立したと伝えられる曹洞宗のお寺。井伊家の菩提寺で、幕末の大老井伊直弼の墓がある。招き猫発祥地としても知られる。

2016-11-18   DESTINATIONS, 東京,

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【 目次 】

招き猫

なぜ手をあげているの?「招き猫」

日本のお店の入り口に、手をあげた猫の置物をみたことはありますか?この猫は、
招き猫といい、商売繁盛の縁起物として店先にを置くと、お客さんを連れてくると信じられています。 手をあげている様子はお客さんを招きいれているようにみえますね!そんな幸運を呼ぶ招き猫がたくさんみられるお寺が、東京にあるんです。

豪徳寺

福を招きたいときは、招き猫にお願い!

豪徳寺では、たくさんの数の招き猫をみる事ができます。その数、1,000体以上! 豪徳寺ではミニサイズの招き猫から、特大サイズの招き猫まで買う事ができます。
この招き猫は、招福猫児といって、豪徳寺に祀られている招き猫観音に願いをかけ、それがかなったらお礼に奉納することになっています。招福猫児は白猫で、右手をあげています。招き猫は手に小判というお金をもっていますが招福猫児は何ももっていません。これは、豪徳寺が金銭への執着をよしとしなかった井伊家の菩提寺であることに関係しています。

豪徳寺の門

豪徳寺のいいつたえ

招き猫が福を招く縁起物としてつくられるようになったのには、いくつか言いつたえがありますが、豪徳寺の説が有名です。江戸時代、1615年頃のお話です。ある日、井伊直孝という武士が、このお寺の近くを通りかかったところ、このお寺の猫が手招きをしていたので、お寺にはいって一休みすることにしました。寺に入ったのと同時に、激しい雷雨になり、武士は猫のおかげで、ずぶぬれにならないですんだことに感謝し、このお寺を自分の菩提寺にしました。その猫が死んだ時には、武士は猫のお墓を建て、幸運を招いた猫の姿を人形にしてました。これが、招き猫のはじまりといわれます。

いろんな種類の招き猫

猫のあげている手と体の色をチェック!

招き猫をみたときは、どちらの手をあげているかみてみてください。右手はお金や福を、左手は人や客を招くといわれています。招き猫は、三毛猫の場合が多いですが白や黒、赤の招き猫もあります。三毛猫は、白•茶•黒の3色で短毛の日本猫です。黒猫は、夜でも目が光ってよく目が見えるので、魔除けや幸運の象徴とされて、赤猫ははしかや疱瘡が嫌う色として、病よけの効果があると信じられています。招き猫は商売をしている人だけでなく、日本人にとって幸運をまねく縁起物として大切にされています。日本にこられたときは、日本のラッキーアイテム、招き猫をお土産にするのはいかがですか?

Map

東京都世田谷区豪徳寺2-24-7

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kyoami

kyoami

Writer/ Translator

民具や生活道具、伝統工芸、日本のアンティーク好き。生活の中で生まれた日本人独自のセンスや技術、その背景にある宗教観や由来をさぐります。

Information

Address 東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
Access 宮の坂駅出口から徒歩約6分 豪徳寺駅出口から徒歩約8分 山下(東京都)駅出口から徒歩約9分
Phone 03-3426-1437