「雛人形」人形を飾るというルーツ(柿沼人形前半)

【 目次 】衣裳着人形と木目込人形モダンでコンパクト人形を飾るというルーツ雛人形を送ろうMap あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花 五人ばやしの 笛太鼓 今日はたのしい ひな祭り♪ 日本には四季を楽しむ行事のひとつに 3月3日に桃の節句というお祭があります。 女の子が健やかに育ち、将来、幸せな結婚ができるように願うお祭りです。 女の子が生まれると周りの親戚から温かい気持ちのこもった雛人形が贈られ、祭りの日に合わせて部屋に飾ります。 衣裳着人形と木目込人形 雛人形は、製法によって「木目込人形」と「衣裳着人形」の2種類に分けられます。 衣装着人形は胴体に着物を着せて作りますが、木目込人形は木製の胴体に溝を堀り着せつけます。 衣裳着人形は、キリッとした大人っぽい表情が特徴。 今回ご紹介するのは、江戸木目込み人形。 このポチャっとした子どもの様な可愛らしいお顔と衣装やポーズの独創性が特徴です。 埼玉県越谷、江戸木目込人形の柿沼東光さんで木目込み人形の魅力を探ってきました。 粘土で原型を作り、おがくず(切粉)を生麩糊(しょうふのり)で固めています。 その上に着物を木目込みます。 完成するまでの工程は多岐にわたり、台座や飾りも合わせると全てで20〜30人の職人さんが関わっているそうです。 モダンでコンパクト 現代の小さな部屋にも飾ることができるコンパクトなサイズと伝統的な作り方を守りつつも独創的でモダンなチャレンジがとても印象的なお人形でした。 親王飾りと言って「殿」と「姫」の2つの人形が1つのペアになった雛人形。 こちらは肩を組んだロマンチックで珍しいお人形。 繊細な着物柄や刺繍が綺麗ですね。 こちらはより幼い表情をした愛くるしい表情。 明るめの黄色や桃色の色彩もより一層可愛さを引き立たせます。 こちらは先ほどと変わり渋めの着物で伝統的なスタイル。 椅子に座った親王飾りも珍しいですね。 オートクチュールの生地を使った洋と和のコラボレーション。 斬新でお洒落だけど、和のテイストも感じて不思議ですね。 柿沼人形のを見て思ったのが伝統的でありながら、モダンな衣装やそのポーズ。 現代の若い世代にも好まれる衣装や飾りつけ、そして繊細で多岐にわたる表情は、私の日本人形の固定概念を壊すものでした。 人形を飾るというルーツ 雛人形は、災いを子どもの身代わりで受けてくれるということから一人の女の子に一つ用意するため、三姉妹だと三つのひな人形を買うそうです。 しかし、そうなるとお金はかかるし、日本では雛人形をのセットをいくつも置けるような大きな家に住んでる家庭も多くありません。 次女や三女には三人官女や五人囃子などの人形を買い足したり、立ち雛や羽子板などを代わりに買ってあげることも多いそうです。 日本人の中で人形とは、アートを見るという感覚ではなく、昔から生活の一部として気軽に楽しみ、親しまれるものでした。 日本の若い世代がアニメキャラクターやロボットのフィギアを部屋に飾る人が多いこともこういった歴史背景があるのかもしれませんね。 それぞれ皆、表情が一つ一つ違います。 今にも動き出しそうですね。 そんな木目込み人形達が動き出してしまった可愛らしいプロモーションビデオを1つご紹介。 雛人形を送ろう 雛人形と一緒に飾る、女の子の名前と誕生日を書いた木札が、箱のなかで出荷を待っています。 愛情や幸せをとても感じますね。 写真だけでは伝わらない伝統的な技術を実際にその目で見て、私と同じ感動を是非感じてください! 柿沼人形 1950年、人形師の初代・柿沼東光によって創業。江戸木目込人形による雛飾りや五月人形などの製造を行う。 現社長の2代目・柿沼東光 は、経済産業大臣および東京都知事の認定伝統工芸士。 螺鈿の象嵌や彩色二衣重の木目込み人形など独自の技法を学び、 技術向上に努めながら、 常に“時代の今”を見つめ、斬新な作品づくりに取り組むスタイルで新しい東光ブランドを築いている。 http://www.kakinuma-ningyo.com/ 前半で雛人形と木目込み人形についてお話しましたが、後半では柿沼の実際の制作現場でのインタビューをご紹介します。 お楽しみに! Map 埼玉県越谷市七左町2-174-4

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【 目次 】

あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひな祭り♪

日本には四季を楽しむ行事のひとつに
3月3日に桃の節句というお祭があります。
女の子が健やかに育ち、将来、幸せな結婚ができるように願うお祭りです。
女の子が生まれると周りの親戚から温かい気持ちのこもった雛人形が贈られ、祭りの日に合わせて部屋に飾ります。

衣裳着人形と木目込人形

雛人形は、製法によって「木目込人形」と「衣裳着人形」の2種類に分けられます。
衣装着人形は胴体に着物を着せて作りますが、木目込人形は木製の胴体に溝を堀り着せつけます。
衣裳着人形は、キリッとした大人っぽい表情が特徴。

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今回ご紹介するのは、江戸木目込み人形。
このポチャっとした子どもの様な可愛らしいお顔と衣装やポーズの独創性が特徴です。
埼玉県越谷、江戸木目込人形の柿沼東光さんで木目込み人形の魅力を探ってきました。

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粘土で原型を作り、おがくず(切粉)を生麩糊(しょうふのり)で固めています。
その上に着物を木目込みます。
完成するまでの工程は多岐にわたり、台座や飾りも合わせると全てで20〜30人の職人さんが関わっているそうです。

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モダンでコンパクト

現代の小さな部屋にも飾ることができるコンパクトなサイズと伝統的な作り方を守りつつも独創的でモダンなチャレンジがとても印象的なお人形でした。

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親王飾りと言って「殿」と「姫」の2つの人形が1つのペアになった雛人形。
こちらは肩を組んだロマンチックで珍しいお人形。
繊細な着物柄や刺繍が綺麗ですね。

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こちらはより幼い表情をした愛くるしい表情。
明るめの黄色や桃色の色彩もより一層可愛さを引き立たせます。

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こちらは先ほどと変わり渋めの着物で伝統的なスタイル。
椅子に座った親王飾りも珍しいですね。

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オートクチュールの生地を使った洋と和のコラボレーション。
斬新でお洒落だけど、和のテイストも感じて不思議ですね。
柿沼人形のを見て思ったのが伝統的でありながら、モダンな衣装やそのポーズ。
現代の若い世代にも好まれる衣装や飾りつけ、そして繊細で多岐にわたる表情は、私の日本人形の固定概念を壊すものでした。

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人形を飾るというルーツ

雛人形は、災いを子どもの身代わりで受けてくれるということから一人の女の子に一つ用意するため、三姉妹だと三つのひな人形を買うそうです。
しかし、そうなるとお金はかかるし、日本では雛人形をのセットをいくつも置けるような大きな家に住んでる家庭も多くありません。
次女や三女には三人官女や五人囃子などの人形を買い足したり、立ち雛や羽子板などを代わりに買ってあげることも多いそうです。
日本人の中で人形とは、アートを見るという感覚ではなく、昔から生活の一部として気軽に楽しみ、親しまれるものでした。
日本の若い世代がアニメキャラクターやロボットのフィギアを部屋に飾る人が多いこともこういった歴史背景があるのかもしれませんね。

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それぞれ皆、表情が一つ一つ違います。
今にも動き出しそうですね。
そんな木目込み人形達が動き出してしまった可愛らしいプロモーションビデオを1つご紹介。

雛人形を送ろう

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雛人形と一緒に飾る、女の子の名前と誕生日を書いた木札が、箱のなかで出荷を待っています。
愛情や幸せをとても感じますね。
写真だけでは伝わらない伝統的な技術を実際にその目で見て、私と同じ感動を是非感じてください!

柿沼人形
1950年、人形師の初代・柿沼東光によって創業。江戸木目込人形による雛飾りや五月人形などの製造を行う。
現社長の2代目・柿沼東光 は、経済産業大臣および東京都知事の認定伝統工芸士。
螺鈿の象嵌や彩色二衣重の木目込み人形など独自の技法を学び、 技術向上に努めながら、
常に“時代の今”を見つめ、斬新な作品づくりに取り組むスタイルで新しい東光ブランドを築いている。
http://www.kakinuma-ningyo.com/

前半で雛人形と木目込み人形についてお話しましたが、後半では柿沼の実際の制作現場でのインタビューをご紹介します。
お楽しみに!

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埼玉県越谷市七左町2-174-4

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Hideki Motosue

Hideki Motosue

Writer / UI,UX Designer

福岡県生まれの和歌山県育ち。とんこつラーメンと梅干しをこよなく愛するフリーランスデザイナー。Tadaima Japanの足軽隊長。

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