日本のお正月の風物詩、2段重ねの『鏡餅』を飾る理由とは?

2017-04-19   FOODS & DRINKS,

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【 目次 】

丸いお餅を重ねた『鏡餅』で、お正月の神様を迎えましょう

日本の伝統的なお正月の飾りとして、大小の丸いお餅を重ね、一番上にみかんを乗せた『鏡餅』をイメージする人は多いと思います。日本では新年を迎えると、新しい年齢を授ける神様がやってきて、一年の良い運を運んでくれるという考えが古くからありました。お正月の神様へのお供えものとして、鏡餅はとても神聖なものとして扱われてきたのです。その歴史は遡ること平安時代、1,000年をはるかに超えるとも言われています。

お餅の丸い形と、みかんのような橙にも大切な意味があります

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鏡餅は丸い形のお餅ですが、この丸い形にはいくつかの説があります。よく聞かれるのは、昔の日本では宝物とされていた銅鏡が丸い形をしていたので、それをかたどったものだという説です。そんな高貴なものを2段にすることで、“福を重ねる”という意味があるといいます。そして上に乗せられている果物は“橙(だいだい)”というミカンの一種。その読み方から、「代々繁栄が続きますように」という願いがこめられているそうです。

鏡餅から新しい命を受け取る「鏡開き」も忘れずに

神様にお供えした鏡餅には、神聖な力が宿っていると考えられています。新しい年齢を与えてくれる神様からの力をいただくために、お正月の期間を終えたら鏡餅は「お雑煮」や「お汁粉」にして食べてきました。このとき、刃物は使わずに木づちなどを使って叩いてお餅を割ることから、鏡餅を下げる行事のことを「鏡開き」と呼んでいます。地域によっても異なりますが、鏡開きは1月11日に行われるのが一般的です。
日本の伝統的なお正月の過ごしかた。鏡餅を飾った方は必ず、「鏡開き」まで行ってみてください。

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miho mayeda

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大好きな日本語で、大好きな日本の事を丁寧に。そのためなら全身全霊!な言葉の匠。東京生まれ・東京育ちのフリーランス編集ライター。