布のように畳まれる、群馬県桐生市のご当地麺『ひもかわうどん』

【 目次 】「これは麺ですか?!」「のど越しがよく、もちもち!」「食べ方もいろいろ!」世界遺産の富岡製糸場の見学後の楽しみ!「これは麺ですか?!」 初めてこの麺を見た時、8年間日本に住んでいた私も驚きました!(私は中国・上海出身です。)伝統的な細長い麺の印象と真逆で、幅広く薄いなんです。これは群馬県桐生市の伝統名物「ひもかわうどん」です。 日本各地にはその地域の歴史や環境と人々の暮らしによって様々な麺があります。その中に、小麦粉を練って長く切って、ある程度の幅と太さがある麺を「うどん」と言います。 うどんの種類は様々あります。日本農林規格(JAS)の『乾めん類品質表示基準』により次のように分類されています。 ・長径1.7mm以上 ― うどん ・長径1.3mm以上1.7mm未満 ―冷麦、細うどん ・長径1.3mm未満 ― そうめん ・幅を4.5mm以上、厚さ2.0mm未満 ― ひらめん、きしめん、ひもかわ (※冷麦やそうめんはうどんの一種ですが、これを「うどん」と呼ぶと、消費者が混乱するので、そのままの名称で販売されています。) 群馬県は日本でも有数の小麦の産地で、古い歴史があります。桐生市内のうどん屋さんには幅が1.5㎝からなんと10㎝以上のものまであります。幅は広いんですが、厚みは1mm程度と薄いです。折り畳まれているひもかわうどんを見ると、白い布みたいに見えますね。みんなが知っているラザニアに近いかもしれませんが、それをも~っと薄くしたものです。 【Photo by Ayano】 「のど越しがよく、もちもち!」 こんな幅広い麺だと、食べづらそうに見えますが、違いますよ!ひもかわうどんの表面はつるつる、なめらかで、スルッと口の中に入ります。ひもかわうどんの由来は諸説あるようですが、忙しく働いている人たちがスルッと食べられるように、1枚の幅が広くなったそうです。 そして、薄い麺なのに、コシが強いです。噛む時、もちもち感がいっぱいで、お腹もいっぱいになりますよ。通常の麺と唯一の違い点は、すすることができないことですね。 【Photo by Ayano】 「食べ方もいろいろ!」 ひもかわうどんはもともと寒い季節に体を温めるために食べるものでしたが、麺の幅が広く、つゆが絡みやすいので、夏も冷たい麺つゆにつけて、のど越しをすっきりするという食べ方もあります。なので、ひもかわうどんは一年中食べられます。その他に、カレーひもかわもあります。 世界遺産の富岡製糸場の見学後の楽しみ! 群馬県といえば、2014年世界遺産に登録された 富岡製糸場 が有名で、世界に知られています。ぜひ富岡製糸場を見学した後には、「ひもかわうどん」を一度味わってください!日本の旅グルメ番組も数多く取り上げられて、注目されていますよ。

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【 目次 】

「これは麺ですか?!」

初めてこの麺を見た時、8年間日本に住んでいた私も驚きました!(私は中国・上海出身です。)伝統的な細長い麺の印象と真逆で、幅広く薄いなんです。これは群馬県桐生市の伝統名物「ひもかわうどん」です。
日本各地にはその地域の歴史や環境と人々の暮らしによって様々な麺があります。その中に、小麦粉を練って長く切って、ある程度の幅と太さがある麺を「うどん」と言います。
うどんの種類は様々あります。日本農林規格(JAS)の『乾めん類品質表示基準』により次のように分類されています。
・長径1.7mm以上 ― うどん
・長径1.3mm以上1.7mm未満 ―冷麦、細うどん
・長径1.3mm未満 ― そうめん
・幅を4.5mm以上、厚さ2.0mm未満 ― ひらめん、きしめん、ひもかわ
(※冷麦やそうめんはうどんの一種ですが、これを「うどん」と呼ぶと、消費者が混乱するので、そのままの名称で販売されています。)

ひもかわうどん

群馬県は日本でも有数の小麦の産地で、古い歴史があります。桐生市内のうどん屋さんには幅が1.5㎝からなんと10㎝以上のものまであります。幅は広いんですが、厚みは1mm程度と薄いです。折り畳まれているひもかわうどんを見ると、白い布みたいに見えますね。みんなが知っているラザニアに近いかもしれませんが、それをも~っと薄くしたものです。

himokawa02【Photo by Ayano

「のど越しがよく、もちもち!」

こんな幅広い麺だと、食べづらそうに見えますが、違いますよ!ひもかわうどんの表面はつるつる、なめらかで、スルッと口の中に入ります。ひもかわうどんの由来は諸説あるようですが、忙しく働いている人たちがスルッと食べられるように、1枚の幅が広くなったそうです。

そして、薄い麺なのに、コシが強いです。噛む時、もちもち感がいっぱいで、お腹もいっぱいになりますよ。通常の麺と唯一の違い点は、すすることができないことですね。

himokawa03【Photo by Ayano

「食べ方もいろいろ!」

ひもかわうどんはもともと寒い季節に体を温めるために食べるものでしたが、麺の幅が広く、つゆが絡みやすいので、夏も冷たい麺つゆにつけて、のど越しをすっきりするという食べ方もあります。なので、ひもかわうどんは一年中食べられます。その他に、カレーひもかわもあります。

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世界遺産の富岡製糸場の見学後の楽しみ!

群馬県といえば、2014年世界遺産に登録された 富岡製糸場 が有名で、世界に知られています。ぜひ富岡製糸場を見学した後には、「ひもかわうどん」を一度味わってください!日本の旅グルメ番組も数多く取り上げられて、注目されていますよ。

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中国は上海からやって来た女忍者のくノ一のレイです。日本のおもしろい記事を世界中の皆様にお届けしまーす! ニンニン!