無形文化遺産 『和紙』のふるさと―埼玉県小川町―

【 目次 】薄さと強さ、美しさで「和紙」が無形文化遺産登録に!すべて手すきの紙「小川和紙 久保製紙」へ濡れた状態の紙がなぜくっつかないの?手すき和紙の歴史・伝統を守るMap薄さと強さ、美しさで「和紙」が無形文化遺産登録に! 11月27日、島根県の石州半紙、岐阜県の本美濃紙、埼玉県の細川紙の3種類が、「和紙 日本の手すき和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました! 和紙は、中国から伝わった紙から独自に進化したもので、丹念な手作業を繰り返して、世界を驚かせるような薄さと強さ、そして美しさをあわせ持った和紙となりました。材料にコウゾやミツマタ、ガンピなど低木の樹皮繊維を使うのが特徴で、また繊維のかくはんにトロロアオイの粘液を水に溶くのも日本独自の技術です。 ※The ingredients, paper mulberries すべて手すきの紙「小川和紙 久保製紙」へ 早速、行ってきました、埼玉県小川町!風の音、鳥の鳴き声が響く、のどかな町。 歴史を感じる古い工房で熟練した手さばきが必要な流し漉きの技術をじっくり見学させていただきました。漉き桁(すきけた)と呼ばれる木枠を揺らして紙を漉きます。 この匠の技により、ごく薄く、しかも非常に丈夫な美しい和紙が出来上がります。 湿度や気温によっても大きく左右されるのだとか。どんな悪条件でも一流のものを仕上げるのが熟練の技ですね。 私も小さなサイズの漉き桁で体験しましたが、想像以上の重さがあり、揺する作業も水を切るのもすごく難しかったです。この水、とっても冷たくて、冬の時期は本当に大変です、、 濡れた状態の紙がなぜくっつかないの? 漉いた紙は一枚一枚丁寧に重ねていきますが、紙を揺らして、しっかりと水を切って、繊維を落ち着かせることで、くっつかないんです。この工程を踏まないと、繊維が毛羽立ってくっついてしまうんだとか。 ということは、濡れている状態でも、すでに一枚一枚がきれいな紙になっているということです。 重ねた紙からさらに水を絞り、1日、天日干し乾燥させて完成です。 手すき和紙の歴史・伝統を守る 機械では連続して製造できるため、壁紙や長尺の製品も可能なので、「和紙」が身近になった分、古き良き「手すき和紙」が減少してきているのは事実です。 色鮮やかな機械和紙もよいですが、職人さんが1枚1枚手作りした手すき和紙は温かみがあって本当に素敵です。私は、ふすまや障子、手紙など、独特のやわらかさ、手触りに、心をほっこりさせられます。 素晴らしい日本の“手すき和紙の技術”、後世へと大切に継承したい一つです。 ■手すき和紙体験をしたい方はこちらよりお申込みください。 有限会社 久保製紙 HP(日本語のみ):http://homepage2.nifty.com/ogawa_washi/index.htm ※A card made by the writer HATSU. It has a brilliant colour. Map 埼玉県比企郡小川町小川1116-2

  GOODS, 埼玉,

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【 目次 】

薄さと強さ、美しさで「和紙」が無形文化遺産登録に!

11月27日、島根県の石州半紙、岐阜県の本美濃紙、埼玉県の細川紙の3種類が、「和紙 日本の手すき和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました!
和紙は、中国から伝わった紙から独自に進化したもので、丹念な手作業を繰り返して、世界を驚かせるような薄さと強さ、そして美しさをあわせ持った和紙となりました。材料にコウゾやミツマタ、ガンピなど低木の樹皮繊維を使うのが特徴で、また繊維のかくはんにトロロアオイの粘液を水に溶くのも日本独自の技術です。

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washi03※The ingredients, paper mulberries

すべて手すきの紙「小川和紙 久保製紙」へ

早速、行ってきました、埼玉県小川町!風の音、鳥の鳴き声が響く、のどかな町。

歴史を感じる古い工房で熟練した手さばきが必要な流し漉きの技術をじっくり見学させていただきました。漉き桁(すきけた)と呼ばれる木枠を揺らして紙を漉きます。
この匠の技により、ごく薄く、しかも非常に丈夫な美しい和紙が出来上がります。
湿度や気温によっても大きく左右されるのだとか。どんな悪条件でも一流のものを仕上げるのが熟練の技ですね。
私も小さなサイズの漉き桁で体験しましたが、想像以上の重さがあり、揺する作業も水を切るのもすごく難しかったです。この水、とっても冷たくて、冬の時期は本当に大変です、、

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濡れた状態の紙がなぜくっつかないの?

漉いた紙は一枚一枚丁寧に重ねていきますが、紙を揺らして、しっかりと水を切って、繊維を落ち着かせることで、くっつかないんです。この工程を踏まないと、繊維が毛羽立ってくっついてしまうんだとか。
ということは、濡れている状態でも、すでに一枚一枚がきれいな紙になっているということです。
重ねた紙からさらに水を絞り、1日、天日干し乾燥させて完成です。

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手すき和紙の歴史・伝統を守る

機械では連続して製造できるため、壁紙や長尺の製品も可能なので、「和紙」が身近になった分、古き良き「手すき和紙」が減少してきているのは事実です。
色鮮やかな機械和紙もよいですが、職人さんが1枚1枚手作りした手すき和紙は温かみがあって本当に素敵です。私は、ふすまや障子、手紙など、独特のやわらかさ、手触りに、心をほっこりさせられます。
素晴らしい日本の“手すき和紙の技術”、後世へと大切に継承したい一つです。

■手すき和紙体験をしたい方はこちらよりお申込みください。
有限会社 久保製紙
HP(日本語のみ):http://homepage2.nifty.com/ogawa_washi/index.htm

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washi08※A card made by the writer HATSU. It has a brilliant colour.

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ジャイアンツファンの三重県人。お休みの日はほとんど家にいない、いつも気づいたら、外にいる放浪人。日本の地域と世界がつながるのはすぐそこ!面白い世界を作るために奮闘中。

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