昨年生まれた赤ちゃんと一緒に帰省。岡山で吉備津神社へ参ることに。
きび団子をもらったので、お供についてゆくことにしました。
まめは三度目の、昨年末に生まれたムスメにとっては、はじめての岡山。
大事な日には吉備津神社に行くという、
いつの間にか定着してしまった一家の風習に倣い、
いざ百日参りへ。甥っ子たちと賑やかにでかけました
ムスメの一生分の身体健康を願って、しっかりと祈祷をしてもらったものの
この日は春一番のふく風の強い日で、
歴史大好き、自称吉備津神社通の父のナビゲートで付近を満喫する予定が
あわただしくお参りをすませることに。
それでも幼いころ何度も行った吉備津神社のかわりのない風景に、自分とムスメを重ね合わせ
じわじわとこみ上げるものがありました。
両親に手をひかれてのぼった本殿までの急な階段、
じゃりじゃりっと踏むごとに音のする砂利の庭園、
身を清めるのためにのんだ井戸水や長い回廊をかけったこと、などなど、
いろんな感覚がよみがえります。
桃太郎伝説よろしく、お供にとついて行ったまめにとっては、今回の散歩、ちょっと物足りなそうだったかな。
でも、もっと残念そうだったのは、実家の黒柴ゴロウ。おうちでお留守番でした。
吉備津神社
大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社。大吉備津彦大神は、桃太郎伝説のモデルとなった人物。
国宝本殿は、京都の八坂神社につぎ、出雲大社の役二倍の広さがあります。釜の鳴る音で占う鳴釜神事が有名。
記事寄稿元
「ここかしこ」は、 毎日を豊かに過ごすための、魅力あふれるさまざまな「祈りのキッカケ」を、 カタチから追いかけていく無邪気な試みです。